オトコギイッポンが鮮やか逃げ切りV…中山新馬

1月4日(日)、1回中山1日目3Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、江田照男騎手騎乗の6番人気・オトコギイッポン(牡3、美浦・金成厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.5(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ワイルドダンサー(牡3、美浦・久保田厩舎)、3着には1馬身半差で5番人気・カラマ(牡3、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

スタートから積極的に飛び出したオトコギイッポンがレースをリード。ゆったりした流れを作り、人気のワイルドダンサーが2番手。ピサーロ、ナロウゲート、ラブアポロン、トゥルーウインド、サトノギャラクシーが続く。各馬一団で差がなくレースは進み、後方に位置したカラマもポジションを押し上げて直線へ。
スローで脚を溜めたオトコギイッポンが先に抜け出し、ワイルドダンサーがジリジリと迫ってくるが、その差がなかなか縮まらず、オトコギイッポンが押し切り勝ちを決めた。

勝ったオトコギイッポンは曾祖母にエリザベス女王杯を勝ったビクトリアクラウン、その祖母にオークス馬オーハヤブサがいる千代田牧場ゆかりの血統。
馬主は飯田正剛氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「男気一本」。

1着 オトコギイッポン(江田照騎手)
「背中がすごく良くて、従順な馬です。ハナに行って物見をしていましたが、スローペースで運べましたし最後も追ってから伸びてくれました。元々予定していた芝のレースを除外されてダートを使いましたが、これなら芝でもダートでもやれそうですよ」

2着 ワイルドダンサー(久保田調教師)
「最後は体をしっかり使って一生懸命走っていました。勝ちたかったですけど、勝ち馬が渋太かったですね。この後は少し間をあけて使おうと思っています」

3着 カラマ(柴山騎手)
「スタートがモッサリして後ろからになりました。遅いペースであの位置から来るんですから力がありますね。競馬が上手ですし、変わってくると思います」

4着 トゥルーウインド(C.デムーロ騎手)
「ゲートがどうかと聞いていましたが、上手く出てくれました。今日レースを経験したことが次に繋がると思いますし、良くなってくると思います」

5着 サトノギャラクシー(蛯名騎手)
「まだ息遣いも体も本当ではない感じですね。最後は止まってしまいましたが、これから良くなってくると思います」

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オトコギイッポン
(牡3、美浦・金成厩舎)
父:キングヘイロー
母:ビクトリーステップ
母父:オジジアン

オトコギイッポン

オトコギイッポン

オトコギイッポン

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