関東からも楽しみな2歳馬が出現!

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●11/21(土)の東京競馬第6レースの新馬戦で、横山典弘騎手騎乗のロジフェローズが芝1400mを1.23.9のタイムで駆け、デビュー初戦を白星で飾った。

「スタートを速く出ると引っ掛かるかもしれないので、かえってちょうど良いスタートになった」と横山騎手が語るように、ゆっくりしたスタートから道中は中団からレースを進めた。最後の直線で前が空くと一気にスパート。鮮やかな末脚をみせた。

横山騎手は「攻め馬通りの走りだった。素直で、凄く真面目な馬」とパートナーを評価するが、その真面目さは課題でもあるようだ。「ちょっと真面目すぎる。女の子なんだし、遊びがあっても。もうちょっと俺に似てくれればいいのに(笑)」と笑顔で語る横山騎手。

今年のダービーを制したロジの勝負服が、来年の牝馬クラシックを湧かせる事になるのか。
今後も注目したい。

同じく横山典弘騎手が騎乗した、東京競馬第4レース・2歳未勝利戦の勝ち馬サイレントメロディも将来が楽しみな好素材だ。

2着に入ったビレッジブライトに騎乗した蛯名正義騎手も「勝った馬が強い」と、半ばお手上げといった状態だが、まだ伸びしろは大きいと思われる。
「一回レースで使ったあと、厩舎が間隔を空けて大事に仕上げてくれた。まだまだこれからの馬だけど、厩舎が馬を大切にしてくれているし、良い方向に行ってくれると思う」と横山騎手も今後が楽しみといった様子。

●同日、東京競馬第5レースの新馬戦では、三浦皇成騎手騎乗のマイネルスピリドンがダート1400mを1.28.1のタイムで快勝した。

「まだ緩いところがあって力強さは足りないですけど、力が付いてくればかなり楽しみですね。距離を延ばしても大丈夫だと思います」という三浦騎手のコメントからも、まだまだ成長の余地がありそうで、どのように成長していくのか注目だ。

また、2着に敗れたものの、同じく三浦騎手が手応えを感じた様子だったコスモクロッシング(東京競馬第3レース・2着)もチェックしておきたい。
「勝った馬(ハンソデバンド)は強かったですけど、その馬にあれだけ食い下がれたので力はあります。先行力もあるので、中山のようなコースに行ったら面白いと思います」と、三浦騎手が語るように、今後の開催場替わりで新たな一面が見られるかもしれない。