南関東のブルーラッドがJRA勢を撃破!!/浦和記念【交流JpnⅡ】

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09年11月25日(水)に行われた交流JpnⅡ・第30回浦和記念(3歳上、別定、ダート2,000メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ブルーラッド(牡3、川崎・足立勝厩舎)が、3コーナーからマクりを決めて快勝。勝ちタイムは2:07:1(重)。
2馬身差の2着には、石崎隆之騎手騎乗の5番人気、ルースリンド(牡8、船橋・矢野義厩舎)。3着には3番人気、テスタマッタ(牡3、栗東・村山厩舎)が入った。単勝1倍台の人気を集めた、このレースの昨年の覇者・スマートファルコン(牡4、栗東・小崎厩舎)は7着。2番人気に支持されたエーシンモアオバー(牡3、栗東・沖厩舎)は5着に終わった。

勝ったブルーラッドは、近親にJRAのレッツゴーキリシマがいる血統。
昨年の6月に旭川デビュー。後に川崎の足立勝久厩舎に転厩して、今年の5月の東京湾カップ(SⅢ)を制するなど、南関東3歳世代でトップクラスの実績を収め、その後、東京ダービーでは8着に終わったものの、戸塚記念(SⅢ)、埼玉栄冠賞(SⅢ)の南関東重賞を連勝していた。
鞍上の戸崎騎手はこのレース初勝利、管理する足立勝調教師は04年のモエレトレジャーで制して以来の2勝目。
馬主は黛大介氏。生産者は安平の橋本牧場。

【騎乗していた戸崎圭太騎手のコメント】
「胸を借りるつもりで挑みました。馬がレースを知ってる感じで、自分が焦っても馬がジックリ3コーナーで仕掛けてゆきました。馬主さん、先生は好騎乗といってくれましたが、自分は焦ってしまったので、馬にレースを教えられたレースでした。モマれ弱いと思われているかもしれませんが、今日の競馬ならどんなレースでもできると思います。」

【管理する足立勝久調教師のコメント】
「強い馬に勝たせて貰って、興奮しています。道中ハミをとるのに、おかしい感じがしていましたが、ハミをしっかりとってからはいい走りをしていました。最後は差されるんじゃないかと心配していましたが、一線級相手に立派なものです。次走はまだ考えられませんが、オーナーと話し合って決めたいと思います。」

ブルーラッド
(牡3、川崎・足立勝厩舎)
父:シーロ
母:マルゼンラッド
母父:ミルジヨージ
近親:レッツゴーキリシマ
地方通算12戦7勝



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