【根岸S】末脚一気に懸けるワイドバッハ「スタイルは変えられない」

28日、根岸ステークス(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ワイドバッハ(牡6、栗東・庄野厩舎)は助手を背に坂路に登場。単走となったが、時計は53.3-39.4-26.2-13.5秒をマーク。馬場が悪くなった時間帯での調教になったため、時計は要したが、脚さばきには力強さが感じられ、内容十分の追い切りとなった。

「先週は坂路で52秒台でしたし、この馬にしては時計も出ていましたよ」とは庄野靖志調教師。元々、稽古で動くタイプではなく、前走の最終追い切りも55秒台。指揮官の「競馬週のいつも通りの調整ですよ。変わりなく良い状態で来れています」という言葉にも説得力が宿る。

終い一辺倒の競馬は諸刃の剣だ。「他力本願になってしまうところはあります。少しでも流れて欲しい」と展開に左右されることは十分承知している。それでも「競馬のスタイルは変えられない」とワイドバッハの競馬に徹する構えだ。ハマった時の爆発力は2走前に証明済み。G1でも通用する末脚を武器に、ここは通過点としたいところだ。