【安田記念】1週前 古豪リアル&上がり馬モーリス 豪華・堀厩舎2騎

■来週日曜東京11レース・安田記念(G1)1週前情報

【5/28追い切り】

モーリス(牡4、美浦・堀厩舎)・前走=ダービー卿CT1着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-54.0-39.5-12.3秒をマーク。

【橋本助手のコメント】
「前走は、ハンデ戦とはいえ強い内容だったと思います。例年の馬場と違って外伸びで良い時計が出る条件だったことを差し引いても、走破時計といい、終いのラップといい規格外のものだったと思います。レース後は放牧に出て、帰厩してから再仕上げという形できています。背腰に疲れが溜まりやすいですし、やればいくらでも時計を出せる馬なのでセーブしながら調整しています。今週は全体時計は70くらいで終いを伸ばす形でやりました。もう少しガマンして抜け出さない形で出来ればと思っていましたが、許容範囲だと思います。スピードに乗ると気が入るようで、その辺りはコントロールし切れていない感じはあります。追い切りでトップスピードに入れていないので、道中の折り合いはつくようになっています。

先週は時計が速くなり過ぎましたが、今週で修正できましたし順調にきています。G1で相手が強くなりますが、ここ3戦の内容から力は足りるのではないかと思っています。今日のゲート練習では久し振りにゲート内でガタついていましたし、前走もガタついてはいなかったものの飛ぶような感じの出だったのでその辺りは解消してほしいですけど、来週の府中は差しがきく馬場になりそうですし脚質的に向くのではないかと思っています」

モーリス

▲豪華な併せ馬となったモーリス(左)&リアルインパクト


リアルインパクト(牡7、美浦・堀厩舎)・前走=ドンカスターマイル(オーストラリア)2着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.6-54.2-39.7-12.5秒をマーク。

【橋本助手のコメント】
「去年の阪神カップは先行して更にもうひと伸びしてくれましたし、海外での2戦も負けたとはいえよく踏ん張りがきいていたと思います。一時期、溜める競馬をしていたときは結果が出ませんでしたが、先行して粘り込むというスタイルが確立したことと、ここに来て力を付けてきたことが好走の要因かと思います。

帰国後、着地検疫が終わってすぐに帰厩しました。先週の追い切り時計が速かったので、今週は修正するために時計はそれほど出しませんでした。モーリスのように切れるタイプではないので併せた相手に出られましたが、この馬自身は気持ちを切らさずしっかり走れていましたし体の張りも良く、状態は良さそうです。体が増えていても気になりません。この条件は若い頃に勝っていますし、流れひとつでチャンスがあるのではないかと思っています」