ハイアーゲームが引退、種牡馬に

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07年の鳴尾記念などを制したハイアーゲームは、16日付で競走馬登録を抹消したことが発表された。今後は、北海道門別のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬生活に入る予定。

ハイアーゲームは、4代母が凱旋門賞など、GⅠ3勝を挙げたイヴァンジカ。同じ大久保洋吉調教師が管理して5勝を挙げたファイトクラブが兄にいる血統。

03年10月にデビュー勝ち。早い段階から当確を現し、3歳時にはセントポーリア賞、青葉賞などを制し、ダービーではキングカメハメハ、ハーツクライらにつぐ3着に好走。
その後は、勝ち星に見放されたが、オープンの06年メトロポリタンS、07年鳴尾記念などで勝ち星を挙げた。今年の鳴尾記念で6着がラストランとなった。

馬主は臼田浩義氏。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「高度な戦い。転じて『大使を抱く』」。獲得賞金は2億7304万1000円(付加賞含む)。

ハイアーゲーム
(牡8、美浦・大久保洋厩舎)
父:サンデーサイレンス
母:ファンジカ
母父:Law Society
通算成績:36戦5勝
重賞勝利:
04年テレビ東京杯青葉賞(G2)
07年鳴尾記念(G3)