【スパーキングLC】トロワボヌールが重賞2勝目!マンボは6着

7月1日(水)に川崎競馬場で行われた交流重賞・第38回 スパーキングレディーC(Jpn3)(3歳上 別定 指定 1着賞金:2500万円 ダート1600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.40.8(良)。

2着は1馬身半差で3番人気・サウンドガガ(牝6、栗東・佐藤正厩舎)、3着は3馬身差で1番人気・サンビスタ(牝6、栗東・角居厩舎)が続いて入線している。

上位人気勢の中で出脚が見劣ったのはメイショウマンボ。それでも、1コーナーに入る頃にはポジションを挽回。昨年の覇者サウンドガガが逃げをうち、2番手にカイカヨソウ、インからトロワボヌール、その外にサンビスタという隊列。その後方にメイショウマンボ、ピッチシフターが続き、先頭集団を形成する。
楽な手応えでサウンドガガが直線を向くと、サンビスタにいつもの伸びが見られず、サウンドガガとトロワボヌールの一騎打ちに。最後はインから脚を伸ばしたトロワボヌールが、ゴール前で先着。惜敗続きにピリオドをうった。ダート初挑戦の芝G1馬メイショウマンボ(牝5、栗東・飯田祐厩舎)は終始、上位争いには食い込むことなく6着に終わった。

勝ったトロワボヌールは昨年4月にダートへ転向すると、砂の重賞初挑戦となった昨年のJBCレディスクラシックで2着に好走。その直後のクイーン賞では戸崎騎手と初コンビを組み、重賞初勝利を挙げた。
そのJBCを含め、常に上位争いを演じながらも、サンビスタには3戦していずれも後塵を拝していたが、ライバルに先着し、待望の重賞2勝目となった。

馬主は村野康司氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「3つの幸せ(仏)」。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「マークする馬を見る形で良い形で運べました。サンビスタに初めて勝てたということが嬉しく思います。サウンドガガが行くと思っていたので、その後ろで折り合い重視でいきました。
手応えも十分でしたし、末脚はしっかりしている馬ですからね。常に良い競馬をしてくれますし、今後も良いパフォーマンスをみせてくれると思います」

トロワボヌール
(牝5、美浦・畠山吉厩舎)
父:バゴ
母:チューニー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:21戦7勝
重賞勝利:
15年スパーキングレディーC(Jpn3)
14年クイーン賞(Jpn3)

トロワボヌール

トロワボヌール

トロワボヌール

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