【POG】良血・ロスカボスが力強く抜け出してデビューV…中京新馬

7月5日(日)、3回中京2日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・ロスカボス(牡2、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:41.0(重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・アストラエンブレム(牡2、美浦・小島茂厩舎)、3着には3/4馬身差で6番人気・タンサンドール(牡2、美浦・高柳厩舎)が続いて入線した。

人気を二分したアストラエンブレムとロスカボスが出遅れる波乱のスタート。ハナを切ったのはゼットフーリでゆったりとした流れを形成。タンサンドール、スズカボルト、ゴールドラッシュが好位に付け、人気の2頭は後方2番手。ロスカボスの方が仕掛け気味で前をうかがう。
直線に向いてゼットフーリが逃げ込む態勢に入るが、タンサンドール、ロスカボス、大外からアストラエンブレムが猛追。馬場の真ん中を進んだロスカボスがゴール前で力強く抜け出して先頭でゴール。アストラエンブレムがそれに続き、終わってみれば人気馬2頭のワンツーとなった。

勝ったロスカボスは母の兄にG1を3勝したマンハッタンカフェ、近親にブエナビスタ、アドマイヤオーラらがいて活躍馬が多数出ている活気ある良血。高野厩舎からは先週の新馬戦を快勝したポルトフォイユに続いて楽しみな2歳馬が現れた。

馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「メキシコにある高級リゾート地」。

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ロスカボス
(牡2、栗東・高野厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マンハッタンセレブ
母父:サンデーサイレンス

ロスカボス

ロスカボス

ロスカボス


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。