【七夕賞】将雅に導かれグランデッツァ3年4ヶ月ぶり重賞V

7月12日(日)、2回福島4日目11Rで第51回七夕賞(G3)(芝2000m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・グランデッツァ(牡6、栗東・平田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.2(良)。

2着には1馬身1/4差で8番人気・ステラウインド(牡6、美浦・尾関厩舎)、3着には半馬身差で16番人気・マデイラ(牡6、栗東・荒川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレコンダイト(牡5、栗東・音無厩舎)は12着に敗れた。

人気のレコンダイトがスタート直後に躓くアクシデント。注目の先頭争いは、外からトウケイヘイローがゆっくりと自分のペースで前につけると、すぐ後ろにメイショウナルト、フィロパトールが続く。
先頭のトウケイヘイローが手応えを残したまま、最終コーナーを迎えると、番手で構えていたメイショウナルトが先に抜け出しをはかる。そのやや後方にいた、グランデッツァが併せにいくと、余力たっぷりで先頭に。そのまま後続の追撃を抑え優勝。2着には後方からの競馬で、馬場の真ん中から鋭く差してきたステラウインド、内でしぶとい競馬を見せたシンガリ人気のマデイラが3着に入った。

勝ったグランデッツァは1年2ヶ月ぶりの勝利。札幌2歳Sで後の二冠馬ゴールドシップ、スプリングSでダービー馬ディープブリランテを破り、皐月賞では1番人気に支持されるなど期待の高かった馬だが、その後屈腱炎を発症し、思うような結果を残すことが出来なかった。復帰後、昨年の都大路Sを驚異的なレコードタイムで快勝。秘めた能力はまだまだ計り知れず、今後の活躍に期待がかかる。

馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「偉大。雄大(伊)」。

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グランデッツァ
(牡6、栗東・平田厩舎)
父:アグネスタキオン
母:マルバイユ
母父:Marju
通算成績:18戦5勝
重賞勝利:
15年七夕賞(G3)
12年スプリングS(G2)
11年札幌2歳S(G3)

グランデッツァ

グランデッツァ

グランデッツァ

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