【POG】アンシエルワープら土曜中京トレセン直送トーク

●7月25日(土) 3回中京7日目5R 2歳新馬(芝1400m)

混合戦にも関わらず13頭中10頭が牝馬という新馬戦。牝馬の方が比較的夏の暑さに強いという表れなのか。そんな牝馬の中から、まずは4枠5番アンシエルワープ(牝2、栗東・小崎厩舎)。最終追い切りではCWでラスト1F11.7秒と、好タイムをマークするなど順調さが窺える内容。

畑調教助手は「1週前の坂路ではエイシンディクティ(先週の新馬戦4着)に先着。今週のCウッド追いも馬なりで1Fは11秒台と、やるごとに動きは良くなってきました。気性が前向きでゲートも速いですよ」と状態の良さをアピール。武豊騎手とのコンビでどのようなレースをするのか注目したい。

浜中俊騎手騎乗の8枠13番アグネスルコリエ(牝2、栗東・長浜厩舎)は生粋のアグネス一族。CWの併せ馬でしっかりと乗り込んで緒戦に挑む。

坂本調教助手は「順調に乗ってるし、仕上がりはいいよ。追い切りは遅れてばかりで目立たないけど、その分、しっかりと追ってるからね。ケイコよりも実戦で動けるかも」と調教内容には満足の様子。

7枠10番アドマイヤムーン産駒の牡馬アンデンモント(牡2、栗東・西浦厩舎)も乗り込み量は十分。

宇佐美助手は「今週の併せ馬は遅れてしまいましたが、相手が動きすぎただけ。この馬だって追ってからの反応はいいんですよ。仕上がりもいいし、初戦から動けそうです」とコメント。調教にも跨った幸英明騎手が騎乗予定だ。

柴田大知騎手鞍上の5枠6番ベルフラワー (牝2、栗東・西園厩舎)はラッフォルツァートの半妹にあたる。

「調教の感じからすると、1度使ってからかなって感じもするけど……、案外、芝の実戦タイプかもしれないしね。短距離系の血筋だけど、父がステイゴールドになったことで距離の融通がきかないかな」とは西園調教師。マイネの冠名は姉同様に付いていないが、サラブレッドクラブラフィアンの所有馬。父ステイゴールドへと替わり更なる期待がかかる。