【POG】強烈な差し脚でカネノイロが初陣V…新潟新馬

8月1日(土)、2回新潟1日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の7番人気・カネノイロ(牡2、美浦・佐藤吉厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.2(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ショウナンライズ(牡2、美浦・上原厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・コスモアルコン(牡2、美浦・高橋祥厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサトノスピリット(牡2、美浦・池上厩舎)は5着に敗れた。

バラっとしたスタートから、トモジャボーンとビービールチルが並んでハナを主張。1馬身を空けてコスモアルコン、スプリットセコンド、その後ろにショウナンライズ、マウントウェーブと続く。
やや縦長の展開から、先頭集団が一気に突き放しにかかる。後方3番手で競馬をしていたカネノイロが、他との違いを見せる差し脚で優勝。好位追走から抜け出したショウナンライズが2着に入った。

勝ったカネノイロはパイロの産駒で、2歳馬の登録数は26頭と決して多くはないが、ここまで新馬勝ち2勝と勢いにのる。鞍上の柴田善騎手は母エルサフィールの唯一の勝利も挙げており、今後もこのコンビに注目だ。
馬主は江川伸夫氏、生産者は新冠町の川上牧場。馬名の意味由来は「鐘の音色より」。

1着 カネノイロ(佐藤吉調教師)
「元々良いものを持っているので楽しみにしていましたが、攻め馬で力むところがあるので、その辺りがどうかと思っていました。レースではジョッキーが上手くなだめてくれましたし、それが最後の脚に繋がったと思います」

2着 ショウナンライズ(戸崎圭騎手)
「元気なところを見せていましたが、上手く走ってくれました」

3着 コスモアルコン(柴田大騎手)
「よく頑張っていますよ。良いものを持っています」

4着 マウントウェーブ(岩田騎手)
「初戦としては良い内容の競馬が出来たと思います。素直で乗りやすいですし、距離を延ばしてもやれそうです」

5着 サトノスピリット(北村宏騎手)
「スタートも促しながらでしたし、向正面での手応えももうひとつで道中は押しながらの追走になりました。直線では上手く外に持ち出せましたが、追ってから反応し切れませんでした。使いながら距離を延ばしていっても良いかもしれません。まだ馬を気にするところがありますね」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

カネノイロ
(牡2、美浦・佐藤吉厩舎)
父:パイロ
母:エルサフィール
母父:タヤスツヨシ

カネノイロ

カネノイロ

カネノイロ

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