【オーバルスプリント】7歳馬レーザーバレットが重賞初制覇!

9月23日(祝・水)、浦和競馬場で交流重賞・オーバルスプリント(Jpn3)(3歳上 別定 重賞競走 指定 1着賞金2100万円 ダート1400m)が行なわれ、戸崎圭太騎手の2番人気・レーザーバレット(牡7、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26:3(良)。

2着には1馬身半差で5番人気・ルベーゼドランジェ(牝5、栗東・小崎厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・タガノトネール(セ5、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。

スタートから出脚よく先頭に立ったのはルベーゼドランジェ。サウンドガガが続いて、タガノトネール、リアライズリンクス、レーザーバレットという展開。最終コーナー手前でリアライズリンクスがずるずると位置を下げ、変わってレーザーバレットが押し上げる。先頭はルベーゼドランジェのまま直線へ。
番手に控えていた、サウンドガガとタガノトネールが先頭を捕らえにかかるが、ルベーゼドランジェは直線を向いても脚色は緩むことなく、このまま逃げ切るかに思えたが、内で競馬を進め直線で外に出したレーザーバレットが鋭い脚を見せ、差し切りでの重賞初制覇を飾った。2着にはルベーゼドランジェが粘りを見せ、叩き合いとなった3着争いにはタガノトネールが入った。

勝ったレーザーバレットは近2走の重賞では2着、3着と惜敗続き。5度目の重賞挑戦で嬉しい重賞初制覇を飾った。3歳時にはUAEダービーに挑戦するなど大きな期待を集めていたが、その後1年8ヶ月の休養を挟むなど、思うような競走馬生活を送る事が出来なかった。7歳にして得た栄冠を手に遅れてきた大器となるか、更なる高みへ期待がかかる。
馬主は前田葉子氏、生産者はノースヒルズマネジメント。馬名の意味由来は「レーザー弾」。

【戸崎圭太騎手のコメント】
「先生からも『調子がいい』ということで、レースでこの馬に跨がるのは初めてだったのですが、自信を持っていけました。行く馬が何頭かいましたので、その後ろで競馬が出来ればいいなと。少しノメるというか、躓いて出てしまったのですが、その後はリズムを取り戻して、いいフットワークで人気馬を見ながら落ち着いて行けました。

最後の脚はいいものを持っていると思っていましたし、思っていた通り、いい脚を見せてくれたと思います。跨がった瞬間からとてもいい馬だと感じました。今後ももっともっといいパフォーマンスを見せてくれると思いますので、応援よろしくお願いします」

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レーザーバレット
(牡7、美浦・萩原厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:コンプリカーター
母父:Mr. Prospector
通算成績:23戦8勝
重賞成績:
15年オーバルスプリント(Jpn3)

レーザーバレット

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