【京都大賞典】グランプリホースの貫禄 ラブリーデイが今年重賞V5

10月12日(月)、4回京都3日目11Rで第50回京都大賞典(G2)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・ラブリーデイ(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:23.6(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・サウンズオブアース(牡4、栗東・藤岡健厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・カレンミロティック(セ7、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。

ニューダイナスティが押してハナを主張し、カレンミロティック、フーラブライドが先団を形成。3頭の後ろはサウンズオブアース、ラブリーデイ、ワンアンドオンリー、ラキシスと人気どころが中団に構えて虎視眈々と前を窺う。3コーナーの下りで後方3番手にいたメイショウカンパクが動いてペースもアップ。
直線に向くとカレンミロティックがニューダイナスティを交わして先頭。外からサウンズオブアース、その間の狭いところをラブリーデイが割って出て3頭の叩き合いとなるが、勢いに勝るラブリーデイが一気に抜け出して重賞3連勝。
G1ホースのラキシスは4着、ワンアンドオンリーは6着と敗れた。

勝ったラブリーデイはデビューから2連勝のあと京王杯2歳Sで2着に入り、3歳時も重賞で2着2回と早くから素質の高さを示していたが、初の重賞タイトルは5歳となった今年の中山金杯。続く京都記念も連勝して本格化。距離が長かった阪神大賞典、春の天皇賞は伸びを欠いたが、中距離に戻した鳴尾記念、宝塚記念を連勝してG1初制覇を飾ると、秋初戦のここも貫禄の違いを見せて重賞3連勝。秋のG1戦線は堂々主役として臨むこととなる。
また、管理する池江泰寿調教師はこの勝利でJRA重賞50勝を達成した。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「すばらしいお天気の一日」。

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ラブリーデイ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
通算成績:24戦8勝
重賞勝利:
15年宝塚記念(G1)
15年京都大賞典(G2)
15年京都記念(G2)
15年鳴尾記念(G3)
15年日刊中山金杯(G3)

ラブリーデイ

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