サクセスブロッケンがGⅠ3勝目!!/東京大賞典【交流JpnⅠ】

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09年12月29日(火)に大井競馬場で交流JpnⅠ・第55回東京大賞典(ダート右/外2,000m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の2番人気・サクセスブロッケンが、ヴァーミリアンとの一騎打ちを凌ぎ優勝。勝ちタイムは2:05.9(良)。

2着にはハナ差で1番人気・ヴァーミリアン(牡7、栗東・石坂厩舎)、3着には7番人気・ロールオブザダイス(牡4、栗東・角居厩舎)、が続いて入線した。なお、地方馬最先着は、3着からアタマ差でセレン(牡4、船橋・佐藤賢厩舎)。

勝ったサクセスブロッケンは、母が02年のフィリーズレビュー勝ちのサクセスビューティーという血統。

07年11月の新馬戦(福島ダート1,700m)で、レコード勝ちを収めると、デビューから破竹の4連勝。続く、芝初挑戦となった昨年のダービーでは、18着に終わったが、ジャパン・ダート・ダービーを快勝。
その後も、安定した成績を収め、今年のフェブラリーSでJRAGⅠを初勝利していた。

馬主は高嶋哲氏。生産者は浦河の谷川牧場。馬名の意味由来は「冠名+ブロッケン現象より」。

【内田博幸騎手のコメント】
「ゴールデンチケットが早めに動いたはやられたと思ったが、手応えはよかったので、最後はどれだけ追い上げられるか直線にかけました。昨年(3着)の悔しさを晴らせて、リベンジできて本当によかった。今年は地方競馬、大井出身の騎手としてJRAリーディングになれたということで、本当に力になりますし、大きな自信になると思います。(最後にファンに向けて)帰ってきました!ありがとうございます!」

【藤原英昭調教師のコメント】
「やきもきしたような結果、レース内容が続いていたんでね、最後ここで決めてくれて本当にうれしいです。南部杯から始動して、JCダートを最大目標にしていたんですけれども、使いつつ良くなってきていたので、体調も今回が一番良かったのは確かです。経験も積んだことで、馬も落ち着いて、今までにない雰囲気で(パドックで)歩いていてましたからね。返し馬も、今回が初めてといえるくらい、キッチリできました。
精神的に凄く成長して、それが力となって出ているんでしょうね。3コーナー辺りで、ルメール騎手と武騎手が動いたんで、『うわっ、やばいな』と思ったんですけれど、内田ジョッキーも、そこを我慢して、馬の力を信じて、ラストに懸けた乗り方だったんですけれどもね。2連覇を目指して、フェブラリーSは目標にしているんですけれども。
やっと、フェブラリーSの覇者として、恥じないレースができたと思うんで、これからもこれを続けて、厩舎スタッフ一同、サクセスブロッケンを鍛えていきたいなと思います。」

全着順・払戻金は以下の通り。

1 サクセスブロッケン 2:05.9
2 ヴァーミリアン ハナ
3 ロールオブザダイス 1.3/4
4 セレン アタマ
5 ゴールデンチケット 1
6 ボンネビルレコード 1.1/4
7 フリオーソ 1.1/4
8 サイレントスタメン 3.1/2
9 ブルーラッド 3.1/2
10 ヤマトマリオン 3/4
11 トウホクビジン 4
12 ケイエスショーキ 10
13 ヘキレキ 2
14 セイリュウザクラ 大差

単勝14 290円 , 複勝14 120円 , 13 120円 , 3 460円 , 枠連8-8 290円 , 枠単8-8 290円 , 馬連13-14 280円 , 馬単14-13 650円 , ワイド13-14 160円 , 3-14 1,470円 , 3-13 1,340円 , 3連複3-13-14 4,120円 , 3連単14-13-3 11,310円 ,

サクセスブロッケン
(牡5、栗東・藤原英厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:サクセスビューティ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:15戦7勝
重賞勝利:
09年東京大賞典(G1)
09年フェブラリーS(G1)
08年ジャパンダートD(G1)



こちらに掲載されている情報、結果、全成績・払戻金は、
主催者・南関東4競馬場発表のものと必ずご確認・ご照合ください。