マツリダゴッホが引退、種牡馬に

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07年有馬記念(GI)の勝ち馬・マツリダゴッホ(牡7、美浦・国枝厩舎)は、1月4日(月)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。 同馬は北海道日高郡新ひだか町のレックススタッドにて種牡馬となる予定。

マツリダゴッホは、近親に99年の菊花賞などを制したナリタトップロードがいる血統。

05年8月に札幌競馬場でデビュー勝ち。クラシック戦線では結果を残すことができなかったが、4歳時の07年1月にAJCCを制して初重賞制覇。同年秋に同じ中山競馬場で、オールカマーで1着となると、暮れの有馬記念で、9番人気の低評価ながらダイワスカーレットらを封じ、初GⅠ制覇。その後も、翌年の日経賞優勝。オールカマー3連覇など、中山競馬場では目覚ましい成績を残した。

馬主は高橋文枝氏。生産者は静内の岡田スタッド。馬名の意味由来は「冠名+画家の名」。通算獲得賞金は6億5013.9万円(付加賞含む)。海外獲得賞金は359.14万円。

マツリダゴッホ
(牡7、美浦・国枝厩舎)
父:サンデーサイレンス
母:ペイパーレイン
母父:Bel Bolide
近親:ナリタトップロード
通算成績:27戦10勝
重賞勝利:
07年有馬記念(G1)
07~09年産経賞オールカマー(G2)
08年日経賞(G2)
07年アメリカジョッキーC(G2)