昨年の菊花賞馬・スリーロールスが種牡馬に

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昨年末の有馬記念で左前浅屈腱不全断裂を発症して競走を中止し、その後経過が見守られていたスリーロールス(牡4、栗東・武宏厩舎)は1月6日付で競走馬登録を抹消。 今後は種牡馬入りする見込みだが、行き先は未定。

スリーロールスは、母に01年府中牝馬S3着など活躍したスリーローマンという血統。

スリーロールスは、一昨年、「伝説の新馬戦」と謳われる10月26日の2歳新馬戦(芝1,800m)で、アンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタに次ぐ4着。初勝利が3戦目だったが、翌年の5月に500万下、前走、野分特別(1000万下)で勝ち上がり、抽選を突破して菊花賞を優勝。 「伝説の新馬戦」の上位4頭が一堂に会した有馬記念では、2週目の向こう正面で、故障を発生して競走中止していた。

馬主は永井商事。生産者は新ひだかの武牧場。馬名の意味由来は「冠名+車名より」。通算獲得賞金は1億8795万5000円(付加賞含む)。

スリーロールス
(牡4、栗東・武宏厩舎)
父:ダンスインザダーク
:スリーローマン
母父:ブライアンズタイム
通算成績:12戦4勝
重賞勝利:09年菊花賞(G1)