寅旋風!!矢野義厩舎・本橋騎手が重賞初制覇/ニューイヤーC

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2010年1月7日(木)に浦和競馬場で行われたSⅢ・第53回ニューイヤーC(3歳、南関東、左ダート1600m)は、本橋孝太騎手騎乗の4番人気・ウインクゴールドが優勝。勝ちタイムは1:44:2(良)。

2着には、1/2馬身差で2番人気・エスケイガナール(牡2、船橋・山浦武厩舎)。3着には南関東所属馬ながら、交流重賞などでも活躍したプルザトリガーの仔の7番人気・ロッパツノダンガン(牡2、船橋・山浦武厩舎)。1番人気に推されたライトランは7着に終わった。

レースは、南関東転入緒戦のモエレクリューガーが、好枠を利してハナを主張。2番手にウインクゴールド、3番手にライトランという形で、レースは進む。 向こう正面で、エスケイガナールらがマクリ進出して、ペースアップ。3~4コーナー付近で1番人気のライトランの手応えが怪しくなり、馬群に沈んだが、4コーナー出口では、モエレ、ウインク、エスケイの競り合いに。
直線、手応えに余裕のあったウインクゴールドがエスケイガナールを競り落とし1着。3着には、後方待機から、内目を伸びてきた張田京騎手騎乗のロッパツノダンガン。

勝ったウインクゴールドは、昨年8月にデビュー。デビューから4戦目の鎌倉記念では、その後、南関東重賞を連覇したナンテカの4着に惜敗。前走、昨年12月のベイサイドアイドル特別(船橋・1600m)を快勝していた。
管理する矢野義幸調教師は、大の阪神タイガースファンとしても知られ、南関東では、管理馬にタイガースマークのメンコを着用している事でも知られている。そして、その矢野義幸厩舎所属の騎手の本橋孝太騎手も勝負服の柄は『胴黒・黄鋸歯型、袖黒・黄一本輪』の虎模様で知られている。
馬主は江幡丈美氏。生産者は新ひだかの友田牧場。

【本橋孝太騎手のコメント】
「枠にも恵まれた事もあると思うのですが、スタートしてからもいい位置を取れて、3~4コーナーからは外から(エスケイガナールが)来てたんですが、あとは馬を寄せてくだけだなと思いました。
向こう正面から、けっこういいペースで流れたんですけれど、まだ手応えもありましたし、展開面も、矢野先生から聞かされていた通り、一致していたので、凄く乗りやすかったです。
一頭になると、ソラを使う面もあるんですけれど、馬と一緒に行けば(併せる形になれば)根性があるので。距離が延びても大丈夫だと思いますし、(森)泰斗さんが乗った時も後ろから行って、砂をかぶっても大丈夫でしたので、脚質にも幅はあると思います。
(自身について、一昨年の東京シンデレラマイル以来の重賞制覇に)欲を出さないように(笑)、コツコツ頑張ります。矢野厩舎も今年、いいスタートを切ることができましたし、今年は何と言っても『寅年』なので、頑張ります笑。」

ウインクゴールド
(牡3、船橋・矢野義厩舎)
父:マイネルラヴ
母:ナイスメロディ
母父:ナイスダンサー
通算成績:7戦3勝




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