史上2頭目の快挙!ニシノが逃げ切る/ジャニュアリーS

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10年1月10日(日)、1回中山3日目 ジャニュアリーS(ダ1200m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の4番人気・ニシノコンサフォスが優勝。勝ちタイムは1:10.5(良)。

2着には11/2馬身差で9番人気・アイルラヴァゲイン(牡8、美浦・手塚厩舎)、3着には2番人気・セイクリムズン(牡4、栗東・服部厩舎)、が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたダイワディライトは8着に敗れた。

レースはニシノコンサフォス、サクラミモザ、エリモハルカらの先行争いをニシノコンサフォスが制して、ハナへ。同馬がそのまま手応えよく、4コーナーを回ると、好位追走組は失速。
中団待機のアイルラヴァゲインらが直線、必死に追い上げをはかるも、ニシノコンサフォスとの差は縮まらず、逃げきり1着。

ニシノコンサフォスは近親に81年のジャパンカップ3着のザベリワンがいる血統。
03年5月にデビュー勝ち。デビューから6戦して5勝と快進撃をみせ、06年1月に羅生門Sを制してオープン入り。その後も、本レースと同じ、中山ダート1,200mでの良績が目立ち、07年のガーネットS3着などの実績を残し、この勝利で当該コースは8戦して3勝2着3回3着1回と安定した成績を残している。

馬主は西山茂行氏。生産者は鵡川の西山牧場。馬名の意味由来は「冠名+来るなら来い、堂々と迎え撃つ」。

なお、10歳馬・ニシノコンサフォスの勝利は、08年に同じく10歳で小倉大賞典を制したアサカディフィートに続き、中央競馬史上2頭目となる「10歳以上馬の平地競走勝利」で、中央競馬の平地競走における史上最高齢勝利タイ記録となる。 障害を含めると史上4位タイの記録となる。

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ニシノコンサフォス
(牡10、栗東・宮本厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:リフカ
母父:Lyphard
近親:ザベリワン
通算成績:26戦9勝

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