ガルボがVで関東馬初のシンザン記念制覇

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10年1月10日(日)、1回京都3日目11R第44回シンザン記念(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の4番人気・ガルボが優勝。勝ちタイムの1:34.3(良)はレースレコード。

2着には3馬身差で9番人気・シャイン(牡3、栗東・川村厩舎)、3着には10番人気・セレスロンディー(牡3、栗東・松永厩舎)、が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたピサノユリシーズは11着に敗れた。

レースは、ピサノユリシーズがゲートでやや出遅れ。シャイン、エスカーダ、ガルボらが先団を形成。
そのまま隊列が崩れることなく、直線へ向いたが、エスカーダが直線半ばで失速。シャインが粘り込みをはかるところに、悠々とガルボが鋭く抜け出し優勝。

勝ったガルボは、近親に94年の神戸新聞杯などを制したスターマンがいる血統。
昨年、7月にデビュー。初勝利が4戦目と時間がかかったが、その未勝利勝ちの次走、朝日杯FSで4着に食い込んでいた。 馬主は石川一義氏。生産者は様似の高村伸一氏。馬名の意味由来は「礼儀正しさ、優しさ(伊)」。

勝ったガルボを管理する清水英克調教師は、JRA重賞13戦目にして重賞初勝利。関東馬のシンザン記念制覇は44回目にして初。 騎乗していた池添謙一騎手は、JRA重賞34勝。マンハッタンカフェ産駒は昨年のアントニオバローズに続き、同レースは連覇。

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ガルボ
(牡3、美浦・清水厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ヤマトダマシイ
母父:ジェネラス
近親:スターマン
通算成績:6戦2勝


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