高橋三郎厩舎がワン・ツーフィニッシュ/船橋記念【南関東】

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10年1月13日(水)に船橋競馬場で行われたSⅢ・第54回船橋記念(4歳上、南関東、ダート左1000m)は、真島大輔騎手騎乗の2番人気・スリーセブンスピンが優勝。
2着には1番人気・フジノウェーブ(牡8、大井・高橋三厩舎、戸崎圭騎手)。3着には3番人気・ケイアイスパイダー(牝6、大井・佐宗応厩舎、和田譲騎手)がそれぞれ入った。
なお、2頭出しの高橋三郎調教師は、管理馬がワン・ツーフィニッシュとなった。

レースはサミンバリオス、スリーセブンスピン、プライドキムらが先団を形成。3コーナー過ぎではフジノウェーブが好位の4番手にとりつき、直線へ。
4コーナー付近では直線に躍り出たスリーセブンスピンに、フジノウェーブが追いすがったが、詰め寄られると、渋とさをみせたスリーセブンスピンが押し切り1着で駆け抜けた。

勝ったスリーセブンスピンは、05年10月にJRA美浦の堀井厩舎からデビュー。2歳時に2勝を挙げるなど、早くから活躍をみせていたが、JRA時代は全4勝をマーク。
その後は大井競馬の高橋三郎調教師のもとに移籍。前走の浦和・オーバルスプリント(3着)が転厩緒戦だった。
馬主は菅原太陽氏。生産者はアメリカのOverbrook Farm。馬名の意味由来は「スリーセブン+回転」。

【真島大輔騎手のコメント】
「この前、乗って、馬のことはだいぶわかったので、馬の気持ちに任せて乗ろうと思いました。直線で抜け出して、遊ぶところがあるので、フジノウェーブが伸びてきた時に、また、ハミをとってくれたので、『大丈夫かな』と思いました。
フジノウェーブも速い馬なので、焦ったところもありますけれど、頑張ってくれました。これからもこの馬と頑張ってゆきたいと思いますので、応援の程、よろしくお願い致します。」

【高橋三郎調教師のコメント】
「(フジノウェーブとスリーセブンスピン)どちらもデキは良かったので、期待していました。(初コース・距離でも)JRAにいた時から、速い馬でしたし、距離も短い方がいいと、オーナーから聞いていたので心配はしていませんでした。(次走は)大井のスプリング盃に使おうと考えています。」

スリーセブンスピン
(牡7、大井・高橋三厩舎、真島大騎手)
父:Carson City
母:Cat Appeal
母父:Storm Cat
通算成績:28戦5勝(うちJRA26戦4勝)



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