昨年の天皇賞勝ち馬・マイネルキッツはAJCCから始動

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09年春の天皇賞馬マイネルキッツが、三浦皇成騎手を背に南Wコースで調整された。
管理する国枝栄調教師は「見た感じしっかりしていたし、良かったと思います。来週やって、ちょうど良いんじゃないかな」と感想を述べた。

今後AJCCに出走し、日経賞から天皇賞春に向かう予定。
「落ち着いている馬なので大きな変化はありませんが、有馬記念の時は力を出して良い競馬をしてくれているし、今回もある程度気合を乗せていけば、良い競馬が出来ると思っています。カンパニーみたいに目覚めるんじゃないかな(笑)?」
昨年8歳でG1を2勝した名馬を引き合いに出したように、国枝師も年齢による衰えは感じていないようだ。

マツリダゴッホが引退し、厩舎の大黒柱としての活躍が期待されるマイネルキッツの今後に注目したい。

また、同厩舎に所属するダノンベルベールは「最近ようやく普通に乗り始めた」と国枝師。復帰はダービー卿チャレンジトロフィーを予定している模様。

マイネルキッツ
(牡7、美浦・国枝厩舎)
父:チーフベアハート
母:タカラカンナ
母父:サツカーボーイ
半妹:マイネカンナ
通算成績:33戦6勝
重賞勝利:09年天皇賞(春)(G1)

ダノンベルベール
(牝4、美浦・国枝厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ミスベルベール
母父:Bering
通算成績:7戦2勝