[共同通信杯]レース前・アラカルト

トピックス

【重賞出走経験がモノを言う?】
これまでの連対馬20頭中16頭が重賞出走経験。今年、人気を集めるであろう、アリゼオ、ハンソデバンドらは重賞未経験だが果たして。
ちなみに、ここ2年はトーセンジョーダン、ショウナンアルバと重賞未経験の馬が連対を果たしている。また、キャリア3戦未満は【0-0-3-17】と不振傾向。

【サッカー選手に由来の珍名馬】
未勝利、ジュニアCと連勝中のハンソデバンドの馬名は、現在、Jリーグ、セレッソ大阪に在籍、元・日本代表の播戸竜二選手に由来するもの。
同選手が、真冬でも常に半袖のユニホームを着用していることから、サッカーファンである渡辺隆オーナーが名付けたとのこと。

【毎年、異なる種牡馬】
クラシック登竜門のレースとなると、サンデーサイレンス系などの王道血統に偏りがちだが、中山開催の03年を除いて、毎年、勝ち馬の種牡馬が異なるのもこのレースの傾向。
これまでの勝ち馬の種牡馬名を列挙すると、ジャングルポケット、サンデーサイレンス、ペンタイア、トニービン、エンドスゥイープ、ウォーエンブレム、アドマイヤベガ、スマートストライク、イーグルカフェとバラバラ。
その上、2・3着においても、重複することが珍しく、3着以内に複数回入線している種牡馬はジャングルポケット【1-1-0-2】、サンデーサイレンス【1-0-2-10】、ゴールドアリュール【0-1-1-3】のみだ。
一方、母父ではサンデーサイレンスが【2-2-1-3】と高確度を誇る。

【鹿毛が過去10年全勝】
絶対数が多いことも一因だろうが、なぜか本レースでは鹿毛が強く、【10-6-3-32】と勝ち馬の全てが鹿毛だった。
連対馬でみても、20頭中16頭が鹿毛とほぼ独占。今年も鹿毛なしで、攻略することはできなさそうだ。

データは主に当該レースの過去10年を参照