横山典騎手がアルティマトゥーレで4週連続重賞制覇/シルクロードS

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10年2月7日(日)、2回京都4日目11Rで第15回 シルクロードS(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の3番人気・アルティマトゥーレが優勝。勝ちタイムは1:08.1(良)。

2着には13/4馬身差で4番人気・ショウナンカザン(牡5、美浦・本間厩舎)、3着には6番人気・シンボリグラン(牡8、美浦・畠山厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたエイシンタイガーは8着に敗れた。

なお、この勝利で騎乗していた横山典弘騎手は、武豊騎手以来(07年3月)となる、4週連続重賞制覇となった。
レースはショウナンカザンがハナを主張。アルティマトゥーレは楽々と2番手をマーク。11秒弱のラップで流れたが、4コーナーを回っても、先頭集団は手応え良く進出。

前の2頭が抜け出したところで、アルティマトゥーレが仕掛けると、ショウナンカザンをアッサリと置き去るようにゴールした。3着のシンボリグランはシャウトラインの追撃を振り切り、なんとか3着を確保。

勝ったアルティマトゥーレはアルティマトゥーレは母が阪神牝馬S勝ち、フランスのモーリス・ド・ゲスト賞(仏GⅠ)2着のエアトゥーレ。半弟に一昨年の皐月賞勝ち馬・キャプテントゥーレという血統。
馬主は社台レースホース、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「世界の果て」。

同馬は06年12月にデビュー勝ち。休養を挟みつつ、順調に勝ち星を重ねると、昨年、6月に初のオープン入り。更に秋のセントウルSで初重賞勝利を達成すると、スプリンターズSでは1番人気に支持された。
横山典弘騎手本レース初勝利。JRA重賞通算121勝目。奥平雅士調教師は本レース初勝利。JRA重賞通算4勝目。なお、ハンデ戦となった02年以降、牝馬の勝利は初めて。

【横山典弘騎手のコメント】
ありがとうございます。いいスピードのある馬で、レースがしやすかったです。相変わらずスタートも上手で、考えていた通りのいいポジションでレースが出来ました。

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アルティマトゥーレ
(牝6、美浦・奥平雅厩舎)
父:フジキセキ
:エアトゥーレ
母父:トニービン
半弟:キャプテントゥーレ
通算成績:13戦7勝
その他の重賞勝利:09年セントウルステークス(G2)


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