共同通信杯など先週4勝の好調、尾形厩舎

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現在4勝をあげ、好調な尾形厩舎

先週日曜日もハンソデバンド(牡3、美浦・尾形厩舎)で共同通信杯を制し、勢いは止まらない。

共同通信杯に関して、尾形調教師は
「本当にスタートの上手い馬で、良い位置につける事が出来ました。最初は引っ掛かっていましたけど、向正面の坂を上りきった時に折り合いが付きましたね。最後の直線では、横一線の追い出しになって、前半引っ掛かっていた分、馬には厳しい展開でしたがよく凌いでくれました」と、振り返る。

レース後も「悪いところはなく、落ち着いています」と、師が語るように反動は無いようだ。

「小さな牧場から生まれた馬が大きなレースを勝てて、馬産地にも活気を与えることが出来ました。ハンソデバンドは野武士のような馬。応援して欲しいですね」と、師は思いを語る。

気になる次走だが
「オーナーと相談して決めたいと思います。血統や体型から2000mは大丈夫だと思いますので、1度しか出られない皐月賞に行くか、スタートが良すぎてハミを噛んで行くところがあるので、NZTかNHKマイルカップに行くかもしれません」と、まだ決めかねている様子だ。

今週の尾形厩舎は準オープンのツクバホクトオー(牡4、美浦・尾形厩舎)をはじめ、5頭が出走を予定。
「ツクバホクトオーの前走は3コーナーで接触して躓く不利がありました。あれがなければ楽に連対出来ていたと思います。やはりこの舞台はベストなんでしょう。スムーズなら好勝負になりますよ」
波に乗る尾形厩舎に、今週も注目だ。