ジャガーメイル【ダイヤモンドS】、クォークスター【きさらぎ賞】のコメント

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ダイヤモンドS出走・ジャガーメイル(牡6、美浦・堀厩舎)を管理する堀厩舎・渡邉厩務員のコメント

暮れの香港ヴァーズでは強敵相手に4着と健闘。
渡邉厩務員は「頑張ってくれたと思います。香港の馬場も合うんでしょうね」と、前走を振り返る。

中間の調整も「昨年の秋から、ずっと体調は良いですよ。今回は絞ろうと思って、先々週と先週に調教を強くしました。かなり速いタイムを出しましたけど、体に柔らかさもあって、疲れは感じられません」と順調だ。

馬の体質も強化され、強い調教をこなせるだけの下地も整った。
「条件馬の頃は、レースを使ったら体が減っていましたけど、今はそういう心配はありません。むしろ太る心配があるくらいです。オープン馬の割りには、今までの攻めは軽いところがあったと思いますが、今回は馬の能力に合わせて調教強化が出来たと思います。レースが3400mの長距離で、稽古をやり過ぎても良くないので、今週は調整程度です」。

今回の舞台は、昨春の天皇賞以来となる3000mを超える長丁場となる。
「経験が少ないので何とも言えませんが、引っ掛かる馬ではないので距離は大丈夫でしょう。普段は大人しい馬ですが、走り出すと凄いですよ」。
08年アルゼンチン共和国杯2着、09年目黒記念2着と重賞タイトルまであと一歩まで迫っている。初の重賞制覇となるか、ジャガーメイルの10年初戦に注目だ。

同厩舎から、きさらぎ賞に出走を予定しているクォークスター(牡3、美浦・堀厩舎)も好気配。
堀厩舎は木曜追いが基本だが、輸送日程を考慮し、水曜日に追い切られた。

藤原助手も「予定より速い時計でしたが、まずまずの仕上がりで出走できそうです。前走の勝ち方からも奥がありそうですし、ここで良い走りをして今後にメドを付けて欲しいですね。柴田善騎手も、惚れ込んでくれて京都遠征を志願してくれましたし、楽しみにしています」
と一発を狙っている。