1月17日(日)の障害4歳上未勝利戦(障2930m)で、障害初挑戦ながら、レコード勝ちを収めたテイエムハリアー。13日(土)の京都8R 淀ジャンプSに出走する。

前走は逃げた2頭が競り合うように飛ばしたところを、中盤からハナを主張。未勝利クラスの実績馬・テイエムチーター、シースピアーにマークされたが、直線に入ると問題なく振り切って、5馬身差の快勝。勝ちっぷりは勿論のこと、障害初戦でレコード勝ちと、障害馬としての素質を感じさせた。

騎乗していた熊沢重文騎手も｢飛越は無難。いいものは持っている｣と、手応えは感じた様子。
ただし、キャリア2戦目でのオープン挑戦と、楽な条件ではないことは確か。「未勝利とオープンじゃ、距離もコースも違うからね。楽ではないよ。」と、同騎手は慎重さも忘れない。

この馬の半姉は鞍上の熊沢騎手にGⅠタイトルをプレゼントしたテイエムプリキュア(06年阪神JF)という所縁のある血統。 プリキュアに続き、兄姉で熊沢騎手の平地・障害ＷGⅠ勝利・・・なんて、夢もみてみたいものだ。

テイエムハリアー
(牡4、栗東･五十嵐厩舎)
父：ニューイングランド
母：フェリアード
母父：ステートリードン
半姉：テイエムプリキュア
通算成績：15戦2勝(うち障害1戦1勝)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認･ご照合ください。