トランセンドがフサイチセブンの連勝を止める/アルデバランS

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10年2月13日(土)、2回京都5日目11RでアルデバランS(ダ1900m)が行なわれ、安藤 勝己騎手騎乗の2番人気・トランセンドが優勝。

勝ちタイムの1:55.4(重)は、昭和58年にリュウボーイがマークした1:56.6を更新するレコードとなった。

2着には1馬身差で1番人気・フサイチセブン(牡4、栗東・松田国厩舎)、3着には4番人気・マイネルアワグラス(牡6、美浦・稲葉厩舎)が続いて入線した。

レースは、トシナギサがハナ。人気のフサイチセブンが道中、トシナギサから2馬身差ほど離れた2番手。トランセンドが3番手をつけたが、レースは淀みなく流れ、最終コーナーへ。
4コーナーを回ると、フサイチセブンとトランセンドの一騎打ちの様相。いったんはフサイチセブンが抜け出したが、トランセンドの脚色が上回り、フサイチセブンを差し切った。

勝ったトランセンドは近親に97年のラジオたんぱ賞2着のパルスビートがいる血統。
馬主は前田 幸治氏、生産者は新冠のノースヒルズマネジメント。馬名の意味由来は「超越する」。

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トランセンド
(牡4、栗東・安田隆厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:シネマスコープ
母父:トニービン
近親:パルスビート
通算成績:10戦5勝


写真:高橋章夫

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