チチカステナンゴの弟・サトノファルコン/今週の注目新馬(2/27・28)

トピックス

【2月27日(土) / 2回中山1日目3R ダート1,800m】
シルクスチュアート
(牡3、美浦・奥平雅厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ロワイヤルハイネス
母父:ノーザンテースト

近親に目立った活躍馬はいないが、坂路では追う毎に上昇気配。1週前の坂路では4F51秒だったが、最終追い切りは50.2-36.7-24.0-11.8と時計を詰めてきた。
陣営もゆくゆくは芝での活躍を期待しており、まずはダートで実績を残したい。

【2月27日(土) / 2回中山1日目6R 芝2,000m】
ラストノート
(牡3、美浦・鈴木康厩舎)
父:ステイゴールド
母:ダイナフエアリー
母父:ノーザンテースト
半兄:ローゼンカバリー

母は重賞5勝。兄のローゼンカバリー、サマーサスピションも、同じ鈴木厩舎で管理された、厩舎所縁の血統馬だ。
稽古もポリトラックコースで素軽い動きを披露して、血統の良さをみせている。

サトノファルコン
(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
父:アグネスタキオン
母:スマラ
母父:Antheus
半兄:チチカステナンゴ

今年の3歳世代でも、ペルーサ、ミッションモードなどを送り出している藤沢和雄厩舎だが、本馬も半兄は仏GⅠ勝ち馬で、日本でスタッドインしているチチカステナンゴという良血。
追い切りは坂路主体に乗り込まれてきたが、最終追い切りも田面木騎手の手綱に好反応をみせた。

サンリヴァル
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:バレークイーン
母父:Sadler’s Wells
半兄:フサイチコンコルド

半兄にフサイチコンコルド、アンライバルドのクラシック勝ち馬。他にもボーンキング、グレースアドマイヤなど、重賞戦線で活躍した馬がズラリと並ぶ血統。
最終追い切りは、木曜追いが多い堀厩舎としては珍しく水曜日に敢行。ウッドコースで半マイルを流した。好メンバーが揃う一戦で、どれだけのパフォーマンスをみせてくれるか注目だ。

エアパルーザ
(牡3、美浦・伊藤正厩舎)
父:ファルブラヴ
母:ピアノソナタ
母父:トニービン
祖母:オトメノイノリ

エアウルフ、エアラフォンなど、07年生まれの世代も活躍馬が続々と出てきている(馬主)ラッキーフィールドの所有馬。祖母には94年のフェアリーSで3着に入ったオトメノイノリという血統。
1週前には、減量の小野寺騎手騎乗とはいえ、坂路で49.3-37.1-25.3-13.0と好時計をマーク。坂路で時計を出してくる事の多い伊藤厩舎だが、3歳馬としては水準以上の時計。侮れない一頭だ。

【2月27日(土) / 2回阪神1日目5R ダート1,800m】
メイショウトシイエ
(牡3、栗東・安達厩舎)
父:ブライアンズタイム
:メイショウオスカル
母父:フジキセキ

先日、フェブラリーSを制し、勢いに乗る安達昭夫厩舎の管理馬。母も安達師の管理の下、牝馬重賞で2勝を挙げたが、この馬が初仔となる。
これまではポリトラックコースを中心に乗り込まれてきたが、最終追い切りでは、6F82秒台~終いも1F11秒8と鋭く脚を伸ばした。母も早くから活躍していた馬で、緒戦から楽しみは大きい。

【2月28日(日) / 2回阪神2日目5R 芝1,800m】
スティルゴールド
(牡3、栗東・藤岡健厩舎)
父:フジキセキ
母:カーラパワー
母父:Caerleon
近親:モンジュー

近親に凱旋門賞馬・モンジューがいる血統。早い段階から、ポリトラックでも好時計をマークしており、評判に違わぬ動きをみせている。
最終追い切りも、ワンカラットと併せたように、厩舎の期待も高く、新馬戦に強いフジキセキ産駒。緒戦から狙ってみたい。