【小倉2歳S】音無厩舎モズスーパーフレアとアサクサゲンキが併入「前走は強い競馬」

30日、小倉2歳ステークス(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

8月19日の新馬戦(小倉芝1200m)を1分8秒5の好時計で快勝したモズスーパーフレア(牝2、栗東・音無厩舎)は、同厩舎でともに小倉2歳Sに参戦するアサクサゲンキと坂路で併せ馬を行った。レースでも騎乗する松若風馬騎手を背に、タイムは4F51.6-38.0-25.3-12.9秒。馬なりで同入した。

松若騎手は「中1週なので強い負荷はいらないし、けさは相手の馬に合わせる感じで。問題ないですね。前走が強い競馬。競られて強さを見せてくれたし、時計もまだ詰められるぐらいの感覚がありました。ただ、まだキャリアも1戦だし、もまれる形になった時がどうかの不安もあります。 デビュー前の練習はそれほど速くなかったんです。スタートを決めるよう集中して乗りたい」と見通しを明かした。

モススーパーフレアと併せたアサクサゲンキ(牡2、栗東・音無厩舎)は、武豊騎手が騎乗し、4F51.6-38.1-25.4-12.9秒を馬なりでマークした。

前走、デビュー3戦目の小倉芝1200m戦で初勝利。初騎乗となる武豊騎手は「いい動きだったし、走りもいいね。隣の馬(モズスーパーフレア)も動いてるけど、こっちもいいスピードがある。前走は強い競馬をしているし、3戦してきたキャリアを生かしたい。ボクもこの夏は北九州記念を勝って、いい流れできている。いい結果で小倉を締めくくりたい」と抱負を語った。