コスモセンサー&石橋脩騎手が逃げ切り勝ち【アーリントンC】

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10年2月27日(土)、1回阪神1日目11Rで第19回 アーリントンカップ(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の5番人気・コスモセンサーが優勝。勝ちタイムは1:34.8(良)。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・ザタイキ(牡3、栗東・藤原厩舎)、3着には8番人気・レト(牡3、美浦・本間厩舎)が続いて入線した。

レースはフラガラッハが大きく出遅れ。スンナリとコスモセンサーがハナ。ザタイキは好位のラチ沿いを追走。出遅れたフラガラッハが、すぐに先頭集団に取りつき、3コーナー付近ではコスモセンサーの隣にまで達するも、直線に入ると敢え無く失速。
逃げたコスモセンサーは、直線も力強く押し切った。ザタイキは中団から末を伸ばしたが、伸びがひと息で2着が精一杯だった。

勝ったコスモセンサーは昨年7月に石橋脩騎手が手綱をとり、デビュー勝ち。続く、新潟2歳S・ききょうSは敗れたものの、かえで賞で2勝目をマーク。今回は昨年、11月以来の久々でキャリア2戦目以来、石橋脩騎手とのコンビだった。

馬主は有限会社 ビッグレッドファーム、生産者は浦河の川越ファーム。馬名の意味由来は「冠名+感知装置」。

石橋脩騎手は、本レース初勝利。今年のフェアリーSに続いて、JRA重賞通算2勝目。美浦所属騎手の勝利は本レース初めてのこと。
西園正都調師も本レース初勝利。JRA重賞通算9勝目。キングカメハメハ産駒はJRA重賞通算5勝目。

【石橋脩騎手のコメント】
「馬がよく頑張ってくれました。(コスモセンサーは)スピードもありますし、根性もありますし、2戦目(新潟2歳S)は上手く乗れなかったんですけれど、こうゆう風にスムーズに行くと、上手に走ってくれます。
松岡(騎手)なんかも控えて競馬してくれたように、今日はスタートも出ましたし、行かせただけで、色んな競馬ができると思います。」

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コスモセンサー
(牡3、栗東・西園厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ケイアイバラード
母父:リヴリア
通算成績:6戦3勝


写真:高橋章夫

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