スティルインラブの仔・ジューダなど/今週の注目新馬【3/6・7】

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【3月6日(土) / 2回中山3日目6R ダート1,800m】
ヒラボクキセキ
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父:フジキセキ
母:カーレス
母父:Caerleon
半兄:トーキート

半兄のトーキートは豪GⅠ勝ち馬。曽祖母のTrillionは全欧古馬牝馬チャンピオンという良血だ。
1月からプール調教と坂路を併用して、ジックリと態勢が整えられてきたが、坂路の最終追い切りも馬なりで50秒フラットをマーク。性能の良さをみせている。
新馬戦に強いフジキセキ産駒という事からも緒戦から注目が集まる。

【3月6日(土) / 1回阪神3日目6R 芝1,800m】
メイショウナゴン
(牝3、栗東・高橋成厩舎)
父:メイショウホムラ
母:メイショウハゴロモ
母父:ダイナガリバー
全姉:メイショウバトラー

全姉は交流重賞の常連で、ダート重賞9勝のメイショウバトラー。姉は息の長い活躍をみせているが、デビュー2戦目で初勝利を挙げており、早い時期から結果を残していた。
この馬もデビューへ向けて、1週前には坂路を53秒台で登坂。水準の動きをみせていた。既に先週の新馬戦でデビュー予定だっただけに仕上がりに問題はないだろう。

【3月7日(日) / 1回阪神4日目5R 芝2,000m】
ジューダ
(牡3、栗東・松元茂厩舎)
父:キングカメハメハ
:スティルインラブ
母父:サンデーサイレンス

腸重積のため、亡くなってしまった3冠牝馬スティルインラブの唯一の産駒。乗り込みを始めた頃から、坂路を主体に乗り込まれてきたが、中間の2月3日の追い切りもポリトラックコースで6Fを追い切られ、格上馬相手にマズマズの動きをみせている。
まだまだ体に弱いところはあるようだが、陣営も緒戦から手応えをみせている。馬名の意味由来は「(神に)称賛される者(ヘブライ語)」