木村騎手&ショウリュウムーンが重賞初勝利!【チューリップ賞】

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10年3月6日(土)、1回阪神3日目11Rで第17回 チューリップ賞(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、木村 健騎手騎乗の9番人気・ショウリュウムーンが優勝。勝ちタイムは1:36.1(重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・アパパネ(牝3、美浦・国枝厩舎)、3着には8番人気・エーシンリターンズ(牝3、栗東・坂口則厩舎)が続いて入線した。

レースはマスターセイレーンが出遅れ。エーシンリターンズが好発を決めたが、ストレンジラブが先手を主張。若駒・3歳戦らしく、入れ替わりの激しいレースだったが、ワイルドラズベリーが2番手。アパパネは外目の3~4番手。ショウリュウムーンはアパパネをみるように、アパパネの後方を追走。 直線に入って、アパパネらが押し上げると、外目からショウリュウムーンが木村騎手の豪快なアクションに応えて、豪快に差し切ってみせた。

勝ったショウリュウムーンの馬主は上田 亙氏、生産者は浦河の高村牧場。馬名の意味由来は「昇龍+母名の一部」。
同馬は昨年、11月にデビュー。デビュー戦は2着。2戦目は3着と敗れたが、キャリア3戦目、前走の未勝利戦を快勝していた。

なお、騎乗していた木村健(きむら たけし)騎手は兵庫競馬所属で、昨年も地方全国リーディング2位の実力派ジョッキー。JRA重賞は初勝利。これまでのJRA重賞成績は、昨年の毎日杯(ゴールデンチケット)で2着が最高。馬主の上田亙氏も重賞初勝利となった。
佐々木晶三調教師師は本レース初勝利。JRA重賞通算30勝目。また、キングカメハメハ産駒が1~3着を独占した。

【木村健騎手のコメント】
「凄く弾けてくれましたね。(前走乗っていた小牧)太さんに『走る馬だ』って、聞いていたので、期待して乗れました。道中もかかることなく、折り合いがつくところがいいですね。馬が強かったです。」

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ショウリュウムーン
(牝3、栗東・佐々木晶厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ムーンザドリーム
母父:ダンスインザダーク
通算成績:4戦2勝


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