キンシャサノキセキがインをついて重賞3連勝!【オーシャンS】

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10年3月6日(土)、2回中山3日目11Rで第5回 夕刊フジオーシャンS(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、四位 洋文騎手騎乗の2番人気・キンシャサノキセキが優勝。勝ちタイムは1:09.8(重)。

2着にはクビ差で7番人気・エーシンエフダンズ(牡6、栗東・藤岡健厩舎)、3着には8番人気・シンボリグラン(牡8、美浦・畠山吉厩舎)が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたショウナンカザンは16着に敗れた。

レースはセブンシークィーンがハナを主張。グランプリエンゼル、エーシンエフダンズ、サンクスノートらも負けじと先行すると一気にペースアップ。キンシャサノキセキは中団追走。
直線に入って、セブンシークィーン、グランプリエンゼルが筒一杯になると、エーシンエフダンズ、が抜け出したところに、その内をキンシャサノキセキがついてゴール前で差し切った。3着のシンボリグランは外から押し上げ惜しくも3着。4、5着には後方から追いこんだプレミアムボックスとファイングレイン。

勝ったキンシャサノキセキは馬主は吉田 和美氏、生産者はオーストラリアのArrowleave Joint Venture。馬名の意味由来は「キンシャサの奇跡」。

同馬は05年12月にデビュー勝ち。続くジュニアCも快勝すると、NHKマイルCでも3着に好走。古馬になってからも、着実に実績を積み重ねると、08年の高松宮記念で2着。同年の函館SSで重賞初勝利。スプリンターズSでも2着に好走。 その後、スランプに陥ったが、昨年のスワンS、阪神Cと連勝を挙げ、この勝利で重賞3連勝となった。
なお、四位騎手洋文騎手はJRA重賞通算65勝目。15年連続JRA重賞勝利達成。堀宣行調教師はJRA重賞通算10勝目。また、本レースは重賞に格上げされて5度目となるが、5年間連続、3連単配当は10万円以上の好配当となっている。

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キンシャサノキセキ
(牡7、美浦・堀厩舎)
父:Fuji Kiseki
母:Keltshaan
母父:Pleasant Colony
通算成績:25戦9勝
その他の重賞勝利:
09年阪神カップ(G2)
09年毎日放送賞スワンS(G2)
08年函館スプリントS(G3)


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