10年3月7日(日)、2回中京2日目1Rでサラ系3歳未勝利(ダ1000m)が行なわれ、渡辺 薫彦騎手騎乗の2番人気･リュンヌが1着となり、騎乗していた渡辺薫彦騎手は現役39人目、史上111人目となるJRA通算300勝を達成した。

渡辺騎手は1975年4月5日生まれ、滋賀県出身。同期は吉田豊、幸英明騎手ら。沖芳夫厩舎所属から94年にデビュー。
99年のきさらぎ賞（ナリタトップロード）で重賞初勝利を挙げると、ナリタトップロードとのコンビで、同年の菊花賞を制してGⅠ初勝利を挙げた。重賞は6勝(うちGⅠ1勝)。

【渡辺薫彦騎手のコメント】
「300勝達成は、皆さんの支えがあってこそだと思っていますので、大変感謝しています。レースでは、馬の力を信じて騎乗しました。デビューも初勝利もこの中京競馬場でしたが、あの頃は右も左もわからなかったです。昨日、新人騎手がデビューしていて懐かしく思いました。まだまだ現役で必死にもがいて、あがいて、これからも努力を重ねていきたいです。皆さんの声援が僕の力になっていますので、これからも応援よろしくお願いします。」

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渡辺 薫彦
(わたなべくにひこ)
1975年4月5日生まれ
[初免許年] 1994年
[所属] 栗東・沖 芳夫
[初騎乗] 1994年3月5日1回中京3日目12R ヘラケン (7着/16頭)
[初勝利] 1994年6月26日2回中京4日目8R ミスターハリケーン
[今年度成績] 86戦3勝
[生涯成績] 6088戦300勝
※成績は記録達成時点

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