ヴィクトワールピサ4連勝!武豊騎手は弥生賞7勝目!【弥生賞】

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10年3月7日(日)、2回中山4日目11Rで第47回 報知杯弥生賞(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の1番人気・ヴィクトワールピサが優勝。勝ちタイムは2:06.1(重)。

2着には1/2馬身差で2番人気・エイシンアポロン(牡3、栗東・岡田厩舎)、3着には7番人気・ダイワファルコン(牡3、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

レースはベストブルームが果敢ハナ。ヴィクトワールピサは中団のインを追走。エイシンアポロンはやや抑えるように3番手をマーク。1000m通過1:03.6で流れたが、直線に向くと、馬群が一気に凝縮。
内目を先行していたエイシンアポロンが外から追い上げたダイワバーバリアンと競るように抜け出したが、その後方に待機していたヴィクトワールピサが前が開くと一気に差し切った。

勝ったヴィクトワールピサは、デビュー戦は朝日杯の勝ち馬・ローズキングダムの2着に屈したが、未勝利戦、京都2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sと3連勝していた。

同馬は半兄に05年の安田記念(GⅠ)などを制したアサクサデンエン、06年の天皇賞(秋)(GⅠ)でダイワメジャーの2着など活躍のスウィフトカレントを持つ血統。馬主は市川義美氏。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「勝利の山(仏)+冠名」。

なお、武豊騎手はJRA重賞263勝目。弥生賞は7勝目。通算でも(7-5-0-2)で、勝率.500、連対率.857となった。角居勝彦調教師はJRA重賞通算33勝目。ネオユニヴァース産駒は本レース、昨年に続いて連覇。JRA重賞通算9勝目。なお、ネオユニヴァースは当該コースで行われる皐月賞も制している。

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ヴィクトワールピサ
(牡3、栗東・角居厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:ホワイトウォーターアフェア
母父:Machiavellian
半兄:アサクサデンエン
通算成績:5戦4勝
その他の重賞勝利:09年ラジオNIKKEI杯(G3)


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