武豊騎手「クラシックを意識してきた馬」/弥生賞レース後のコメント

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10年3月7日(日)、2回中山4日目11Rで第47回 報知杯弥生賞(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の1番人気・ヴィクトワールピサが優勝。勝ちタイムは2:06.1(重)。

2着には1/2馬身差で2番人気・エイシンアポロン(牡3、栗東・岡田厩舎)、3着には7番人気・ダイワファルコン(牡3、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

レース後の関係者のコメントは以下の通り。

●中山11R 弥生賞(GⅡ)(芝2000m)

1着 ヴィクトワールピサ(武豊騎手)
「内枠だったし、周りを見ながらインを走らせた。直線は前が開くのを待っていたが、手応えも十分。伸び脚はさすがだったね。着差は少しでも、内容は誇れるもの。初めて跨ったときから、クラシックを意識してきた馬だし、本番もがんばりたい」

2着 エイシンアポロン(池添騎手)
「こんな馬場だし、レース前から好位で競馬をさせようと、先生と相談していたよ。返し馬では折り合いの難しさも見せたが、他馬の後ろにつけ、走りはスムーズだったね。馬群をこじあけて、よく伸びた。2000mは初めてだったけど、こなせることがわかったのは収穫。皐月賞ではもっといい走りを披露したい」

3着 ダイワファルコン(北村宏騎手)
「もっと行けるんだけど、マイルの後だし、距離を考えて乗った。まだ口向きが安定しないので、リズム重視でね。道悪は大丈夫。前に目標ができ、最後までしっかりした伸び。皐月賞の権利が獲れてよかった。いいものを持っている」

4着 ダイワバーバリアン(蛯名騎手)
「重馬場はこなすが、距離がちょっと長い。もっとためたかったが、外から来られ、早めに動かざるを得なかった」

5着 コスモヘレノス(石橋脩騎手)
「力をつけている。よくがんばった」

6着 ベストブルーム(高田騎手)
「想定どおりにハナが切れ、折り合いもついた。一瞬、おっと思わせる反応もあった」

7着 トーセンアレス(横山典騎手)
「もともとゲートは良くない。きょうは初の芝に加え、特殊な馬場。がんばっている」

9着 ミッションモード(内田博騎手)
「こういう馬場も走れるが、ごちゃついたところに入ってしまった。いきなり強いメンバーが相手だったし、これから力をつけていくと思う」

11着 アドマイヤテンクウ(安藤勝騎手)
「返し馬から力が入っていなかった。いつものフットワークではなかったね。肩ムチで怒らせ、ハミを噛ませようとしても、ずっとふわふわして。馬場なのかなぁ」

12着 スマートジェネシス(松岡騎手)
「道悪はダメだよ。のめった」

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