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チューリップ賞/平林雅芳の目
2010/3/9(火)
土曜阪神11R
チューリップ賞(GⅢ)
芝1600m
勝ちタイム1.36.1
勝ち馬:ショウリュウムーン(牝3 栗東・佐々木晶厩舎)
■カメハメハ産駒が上位独占。ショウリュウムーンが勝利!!
前を行くアパパネを観る形となっていたショウリュウムーン。前が道中でクビを振ったりと若さを見せているのに反して、こちらは折り合いもピッタリ。
その抜群な手応えどおりの伸びを直線も見せて、前でもがくアパパネを尻目にキッチリと差し切った。
恒例の阪神のパドックでの馬体観察。いつもの場所でいつもどおりにしっかりと見ていた。アパパネはノートに○を付けるぐらいの良い雰囲気。
もう1頭いい馬が目に付いた。『グリューネワルトもなかなかにいい馬だな』とパドックを周回する馬を見ていた。
馬場入場して、返し馬も思い思いに済ませ、やがてゲート入りとなった。
アパパネは2番目ぐらいのゲート入りであった。
ゲートが開くと、外枠がけっこういいスタートを決めた。ストレンジラブが飛び出し、内からヴィクトリーマーチも出て行った。そして、ワイルドラズベリー、そしてアパパネと続いた。
3コーナーあたりでは、アパパネがちょっと内の馬を気にしたのか、少しふらつく感じも見せた。
その直後にショウリュウムーンがいた。内めの前から3番めぐらいの位置にエーシンリターンズがいて、オウケンサクラにベストクルーズは後ろであった。
4コーナー手前で、内めのエーシンリターンズがいい手応えで待っているのが見え、アパパネもいい手応えで4番手ぐらいにいた。
そして直線に入ってきた。内から虎視眈々と狙うエーシンリターンズ、外から前へ出てきたアパパネ。その少し開けた外へショウリュウムーンが上がって来たが、内の2頭とは全く伸びが違った。
そして、最後にもうひと伸びをして、見事桜への切符を手に入れた。
オウケンサクラが伸びてきてはいたが、前には届かずの4着だった。
パトロールビデオを何度も眺めても、ショウリュウムーンの取った位置は、最高のポジションとなっているのことに気が付く。
いつもの事ながら、勝ち馬は、勝利に向かって必然的に理想的な競馬をしているものだ。
前をアパパネがやや掛かりながら進んでいる、それを観る絶好位なのである。
先に仕掛けたアパパネの外を、しっかりと伸びて行った。
6月7日の遅生まれなのである。未勝利を勝った内容はまずまず悪くはなかったが、別段印象に残る程ではなかったと思う。でも、今日の内容は文句なしのもの。桜花賞への穴馬として候補に挙がって十分だろう。
もっとも、もう穴馬の領域ではないのかも知れないが・・・。
チューリップ賞(GⅢ)
芝1600m
勝ちタイム1.36.1
勝ち馬:ショウリュウムーン(牝3 栗東・佐々木晶厩舎)
■カメハメハ産駒が上位独占。ショウリュウムーンが勝利!!
前を行くアパパネを観る形となっていたショウリュウムーン。前が道中でクビを振ったりと若さを見せているのに反して、こちらは折り合いもピッタリ。
その抜群な手応えどおりの伸びを直線も見せて、前でもがくアパパネを尻目にキッチリと差し切った。
恒例の阪神のパドックでの馬体観察。いつもの場所でいつもどおりにしっかりと見ていた。アパパネはノートに○を付けるぐらいの良い雰囲気。
もう1頭いい馬が目に付いた。『グリューネワルトもなかなかにいい馬だな』とパドックを周回する馬を見ていた。
馬場入場して、返し馬も思い思いに済ませ、やがてゲート入りとなった。
アパパネは2番目ぐらいのゲート入りであった。
ゲートが開くと、外枠がけっこういいスタートを決めた。ストレンジラブが飛び出し、内からヴィクトリーマーチも出て行った。そして、ワイルドラズベリー、そしてアパパネと続いた。
3コーナーあたりでは、アパパネがちょっと内の馬を気にしたのか、少しふらつく感じも見せた。
その直後にショウリュウムーンがいた。内めの前から3番めぐらいの位置にエーシンリターンズがいて、オウケンサクラにベストクルーズは後ろであった。
4コーナー手前で、内めのエーシンリターンズがいい手応えで待っているのが見え、アパパネもいい手応えで4番手ぐらいにいた。
そして直線に入ってきた。内から虎視眈々と狙うエーシンリターンズ、外から前へ出てきたアパパネ。その少し開けた外へショウリュウムーンが上がって来たが、内の2頭とは全く伸びが違った。
そして、最後にもうひと伸びをして、見事桜への切符を手に入れた。
オウケンサクラが伸びてきてはいたが、前には届かずの4着だった。
パトロールビデオを何度も眺めても、ショウリュウムーンの取った位置は、最高のポジションとなっているのことに気が付く。
いつもの事ながら、勝ち馬は、勝利に向かって必然的に理想的な競馬をしているものだ。
前をアパパネがやや掛かりながら進んでいる、それを観る絶好位なのである。
先に仕掛けたアパパネの外を、しっかりと伸びて行った。
6月7日の遅生まれなのである。未勝利を勝った内容はまずまず悪くはなかったが、別段印象に残る程ではなかったと思う。でも、今日の内容は文句なしのもの。桜花賞への穴馬として候補に挙がって十分だろう。
もっとも、もう穴馬の領域ではないのかも知れないが・・・。
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