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ゆきやなぎ賞など/平林雅芳の3歳戦(3/13)
2010/3/16(火)
土曜阪神1R
3歳未勝利・牝
ダ1800m
勝ちタイム1.56.7
勝ち馬:ダイヤモンドムーン(牝3、栗東・宮本厩舎)
前回に負けはしたが、3着を離しての2着。ダート適性十分なことを見せたダイヤモンドムーン。1コーナーから先手を取ると、後はひとり旅で後続を5馬身ぶっち切る快勝だった。
ジワッと出して、最初のカーヴをコーナーリングで楽に先手のダイヤモンドムーン。最初の3ハロンの入りが38.5で1、000メートル通過も1.05.9とこれ以上ない楽なペースでの先手。僅かに4コーナー手前で、2番手ニチドウルチルとマイネヴィントが外へ並びにきたぐらい。ここは息を入れていたのだろう。
直線に入ってラストスパート。危なげない勝利であった。最後はやや流し気味であった模様だ。
3コーナーから2番手は、内ニチドウチルと外マイネヴィント。この2頭が並んでいたが、外のマイネヴィントが直線もこらえて2着。
3着には、4コーナーで前の3頭の後ろにいたメイケイソフィアが伸びたが、前とは5馬身差。
何せ勝ったダイヤモンドムーンだけが目立つ競馬であった。
勝ったダイヤモンドムーンは、ダートにほこ先を代えてからがいい内容だ。ブリンカー効果もあろうか。昇級してからもおおいに楽しみとしたい。
土曜阪神2R
3歳未勝利
ダ1200m
勝ちタイム1.13.1
勝ち馬:アイアンラチェット(牡3、栗東・橋口厩舎)
ここもゲートから積極的に出て行った福永Jの鞍。やや重馬場でのこの距離の先行を、36.0で行けるのはそうはない。結局、後続に4馬身差をつけての圧勝となった。騎乗して3戦目で結果を出した鞍上だ。
前回先手を取って逃げたタイセイグリッターがアオって出てしまったようで、単騎逃げとなったアイアンラチェット。スタートを決めたのもあろうが、積極策が功を奏した。
1000メートル通過も1.00.3は、本当に楽な逃げで、直線で離してしまった。
2着も、2番手のラブコマドリーが粘り、3着も、ほぼ3番手を進んだトーブプリンスが入る前々での流れで決着した。
勝ったアイアンラチェットは、ダート初戦が1.14.7で前走が1.13.9、そして今日が1.13.1と着実に詰めてきている。
まずは初勝利を挙げた。これから先は様子を見たいところだ。
土曜阪神3R
3歳未勝利
ダ1800m
勝ちタイム1.55.3
勝ち馬:ナイスミーチュー(牡3、栗東・橋口厩舎)
直線での叩き合いを制したのはナイスミーチュー。先に出たグリッターウイングに並び追い合いとなって、最後のさいごにクビ差出たのがゴール。橋口厩舎が前のレースに続いての連勝となった。
ここも前が楽な流れ。1000メートルを1.05.3で逃げたシルクマッドネス。
その遅い流れに乗じて、向こう正面から3コーナーにかけて外めを上がって好位に取り付いたグリッターウイングの手応えがかなり良かった。
4コーナーで前の2頭に並び追い出して行くタイミングも良く、完勝と思えた。
その4コーナーを内め追走いていたナイスミーチューが、直線へ向いてから外へ出して追いすがってきた。しかし相手の手応えは楽で勝利まではどうかと思えたが、最後に詰めて交わしての勝利となった。
最後の1ハロンが12.5だから、決してグリッターウイングも伸びていない訳ではない。それを落としたナイスミーチューの脚が優ったという内容。
ダートに転戦して2走目。3着馬を6馬身も離す2頭のマッチレースを制したのは大きい。時計も悪くなく、昇級しても十分通用するか。
土曜阪神4R
3歳未勝利
芝1600m
勝ちタイム1.36.7
勝ち馬:ランリョウオー(牡3、栗東・橋田厩舎)
前走2着馬が、タガノサムアップとアルアラビアン。3着馬が4頭と、そコソコ揃った未勝利戦。
制したのは初戦は800で少し長かったとの事で、距離短縮してきたランリョウオーが、直線1ハロンから抜け出す競馬でキッチリと結果を出した。
逃げたヘッドザポールがゆったりと進める流れとなり、1.01.6と遅いペースで行き、直線勝負となった。
道中はジックリと中団の外めを進み、4コーナーまで動かずのランリョウオー。
残り1ハロン手前から追い出しての仕掛け。セーフティリードと思えたそこでの伸び脚だったが、ゴール前で猛追してきたアスカトップレディとの差は1馬身ないものとなった。
ランリョウオーが少し前だった道中の位置取り。直線で前がスムーズに開かず、外へ出してからの追い出しとなったアスカトップレディ。ちょっと惜しまれる内容であった。
タガノサムアップはその2頭より前で競馬していたのだが、4コーナーでの反応が上位2頭とは違っていた分の差か。
ハナ差の4着が、前へ行って粘ったタガノマージョラム。レースが開いていただけに次走はもっとやれそうだ。
ランリョウオーは9月の遅生まれの南半球産馬。だからこれからどんどんと成長してくるのは間違いない。やはり距離はマイルぐらいがベターな馬なのだろう。
土曜阪神5R
3歳新馬
ダ1800m
勝ちタイム1.57.8
勝ち馬:トウカイパラダイス(牡3、栗東・田所秀厩舎)
綺麗な逃げ切りとなった新馬戦であった。内枠からスッと先手を取ったトウカイパラダイス。追いすがる1番人気のフーカットザチーズの追撃を、何とか半馬身こらえての勝利となった。
ゲートを出てからしばらく先行争い。ゴール板前あたりがいつも一番のポイントとなる。そこで内から主張して、最初のカーヴをトップで廻ったトウカイパラダイス。後はマイペースでの逃げが出来た。
最初の3ハロンが38.0もいいし、1000メートル通過1.04.7も楽なペース。
3番手の内めを進むフーカットザチーズも手応えが十分にあるから、そう出ても行かない。
結局、後続に並ばれずに終始先手を取り、直線でもまだ手応え十分。直線で少しだけ窮屈なところがあったフーカットザチーズの猛追をしのいでの逃げ切りとなった。
2着には半馬身差ながら、3着には5馬身差をつけた。その3着は、イザベルドスメーンが前へ行って粘った。4コーナーあたりでは外からまくり気味に来ていたエピックジャーニーの脚が良かったのだが、最後は伸びあぐねての6着だった。
勝ち馬がゴールドアリュール産駒、2着がクロフネ産駒と、ダート戦らしい血統での決着。勝ち時計は、ゆったりだし参考にならない感じだ。
土曜阪神6R
3歳500万下
芝1200m
勝ちタイム1.10.0
勝ち馬:アーリーデイズ(牡3、栗東・中竹厩舎)
4コーナー手前では4頭が並ぶ展開。そこから勝ち馬が出るだろうと思える勢いだった。
そこから抜け出したパドトロワを凄い脚で差し切ったアーリーディズ。最後はステッキも使っていなかった様子。着差以上の強い勝ち方であった。
スタートでダノンカスガが出遅れた。スッと先手を取ったのは、エーシンヴァーゴウ。少し行きたがる前半であった。
2番手ラブキーセキで、新人高倉J騎乗のヤマニングルノイユが3番手。その少し後ろの外めにパドトロワが追走する流れ。
3コーナー過ぎには、外へダノンカスガがいい感じで上がって来ていた。しかしやや外へと流れ気味の感じでもあった。
4コーナーでは前4頭が並んだが、外から2番手のパドトロワの感触が良く、直線に入って1ハロン過ぎに抜け出した時は、勝利かと思える程だった。
そこを交わしたのがアーリーデイズ。道中はそう目立つ位置にもいなかったのだが、直線で外を一気に差して来た。
着差以上の勝ちっぷりを見せたアーリーディズ。先週の中京戦で5着からの連闘使い。これで、阪神はデビューの新馬戦を勝っての2戦2勝と好相性である。
馬場のいい処だとやれる馬と思っていた方がよさそうで、今日の様なレースぶりを身につけたのは大きい。これからも穴馬の資格十分であろう・・・。
土曜阪神9R
ゆきやなぎ賞
芝2400m
勝ちタイム2.30.4
勝ち馬:ハートビートソング(牡3、栗東・平田厩舎)
デビュー戦は、若い競馬内容ながらキッチリと結果を出したハートビートソング。今回もケイコで福永Jが乗って切れのある処ところを見せていて、昇級でもおおいに期待の一戦となった。案の定、直線でしっかりと抜け出しての勝利と、ちょっと渋い馬の印象で勝ち上がった・・。
逃げるのは、大方ファイブイーグルかと思われたのだが、スッとスナークスペインが出て行った。それも最初のカーヴはそうでもなかったが、2コーナーを廻るところからドンドンと後続を離しての逃げとなった。
2番手がファイブイーグル。3番手がタガノパルムドール。レッドバリオスが続いたが、その後はまた少し途切れてハートビートソングといった流れとなった。
淡々と後続との差を保ちながら逃げるスナークスペインは、4コーナーもだいぶ水を開けて入って来た。
そして、2番手が横一線に並ぶかっこうとなった。最内にタガノパルムドール、その外がファイブイーグル。そしてレッドバリオス。ハートビートソング、一番外へセイピーシーズと5頭が並んだ。
直線に入ってもまだ我慢のスナークスペインだったが、後ろからハートビートソングに交わされると粘りがなくなってきた。
結局、ハートビートソングは、最後は1馬身以上の差をつけての勝利。けっこう長い脚を使っての勝利だ。
この距離でもあり、当然、上がり勝負となった。最後の3ハロンが11.9~11.9でゴール前が12.5とかかるのも仕方ない処か。
2戦2勝となったハートビートソング。
次はどこでクラシックへの切符取りに挑むのだろうか。ちょっといぶし銀的な馬の感じである・・・。
3歳未勝利・牝
ダ1800m
勝ちタイム1.56.7
勝ち馬:ダイヤモンドムーン(牝3、栗東・宮本厩舎)
前回に負けはしたが、3着を離しての2着。ダート適性十分なことを見せたダイヤモンドムーン。1コーナーから先手を取ると、後はひとり旅で後続を5馬身ぶっち切る快勝だった。
ジワッと出して、最初のカーヴをコーナーリングで楽に先手のダイヤモンドムーン。最初の3ハロンの入りが38.5で1、000メートル通過も1.05.9とこれ以上ない楽なペースでの先手。僅かに4コーナー手前で、2番手ニチドウルチルとマイネヴィントが外へ並びにきたぐらい。ここは息を入れていたのだろう。
直線に入ってラストスパート。危なげない勝利であった。最後はやや流し気味であった模様だ。
3コーナーから2番手は、内ニチドウチルと外マイネヴィント。この2頭が並んでいたが、外のマイネヴィントが直線もこらえて2着。
3着には、4コーナーで前の3頭の後ろにいたメイケイソフィアが伸びたが、前とは5馬身差。
何せ勝ったダイヤモンドムーンだけが目立つ競馬であった。
勝ったダイヤモンドムーンは、ダートにほこ先を代えてからがいい内容だ。ブリンカー効果もあろうか。昇級してからもおおいに楽しみとしたい。
土曜阪神2R
3歳未勝利
ダ1200m
勝ちタイム1.13.1
勝ち馬:アイアンラチェット(牡3、栗東・橋口厩舎)
ここもゲートから積極的に出て行った福永Jの鞍。やや重馬場でのこの距離の先行を、36.0で行けるのはそうはない。結局、後続に4馬身差をつけての圧勝となった。騎乗して3戦目で結果を出した鞍上だ。
前回先手を取って逃げたタイセイグリッターがアオって出てしまったようで、単騎逃げとなったアイアンラチェット。スタートを決めたのもあろうが、積極策が功を奏した。
1000メートル通過も1.00.3は、本当に楽な逃げで、直線で離してしまった。
2着も、2番手のラブコマドリーが粘り、3着も、ほぼ3番手を進んだトーブプリンスが入る前々での流れで決着した。
勝ったアイアンラチェットは、ダート初戦が1.14.7で前走が1.13.9、そして今日が1.13.1と着実に詰めてきている。
まずは初勝利を挙げた。これから先は様子を見たいところだ。
土曜阪神3R
3歳未勝利
ダ1800m
勝ちタイム1.55.3
勝ち馬:ナイスミーチュー(牡3、栗東・橋口厩舎)
直線での叩き合いを制したのはナイスミーチュー。先に出たグリッターウイングに並び追い合いとなって、最後のさいごにクビ差出たのがゴール。橋口厩舎が前のレースに続いての連勝となった。
ここも前が楽な流れ。1000メートルを1.05.3で逃げたシルクマッドネス。
その遅い流れに乗じて、向こう正面から3コーナーにかけて外めを上がって好位に取り付いたグリッターウイングの手応えがかなり良かった。
4コーナーで前の2頭に並び追い出して行くタイミングも良く、完勝と思えた。
その4コーナーを内め追走いていたナイスミーチューが、直線へ向いてから外へ出して追いすがってきた。しかし相手の手応えは楽で勝利まではどうかと思えたが、最後に詰めて交わしての勝利となった。
最後の1ハロンが12.5だから、決してグリッターウイングも伸びていない訳ではない。それを落としたナイスミーチューの脚が優ったという内容。
ダートに転戦して2走目。3着馬を6馬身も離す2頭のマッチレースを制したのは大きい。時計も悪くなく、昇級しても十分通用するか。
土曜阪神4R
3歳未勝利
芝1600m
勝ちタイム1.36.7
勝ち馬:ランリョウオー(牡3、栗東・橋田厩舎)
前走2着馬が、タガノサムアップとアルアラビアン。3着馬が4頭と、そコソコ揃った未勝利戦。
制したのは初戦は800で少し長かったとの事で、距離短縮してきたランリョウオーが、直線1ハロンから抜け出す競馬でキッチリと結果を出した。
逃げたヘッドザポールがゆったりと進める流れとなり、1.01.6と遅いペースで行き、直線勝負となった。
道中はジックリと中団の外めを進み、4コーナーまで動かずのランリョウオー。
残り1ハロン手前から追い出しての仕掛け。セーフティリードと思えたそこでの伸び脚だったが、ゴール前で猛追してきたアスカトップレディとの差は1馬身ないものとなった。
ランリョウオーが少し前だった道中の位置取り。直線で前がスムーズに開かず、外へ出してからの追い出しとなったアスカトップレディ。ちょっと惜しまれる内容であった。
タガノサムアップはその2頭より前で競馬していたのだが、4コーナーでの反応が上位2頭とは違っていた分の差か。
ハナ差の4着が、前へ行って粘ったタガノマージョラム。レースが開いていただけに次走はもっとやれそうだ。
ランリョウオーは9月の遅生まれの南半球産馬。だからこれからどんどんと成長してくるのは間違いない。やはり距離はマイルぐらいがベターな馬なのだろう。
土曜阪神5R
3歳新馬
ダ1800m
勝ちタイム1.57.8
勝ち馬:トウカイパラダイス(牡3、栗東・田所秀厩舎)
綺麗な逃げ切りとなった新馬戦であった。内枠からスッと先手を取ったトウカイパラダイス。追いすがる1番人気のフーカットザチーズの追撃を、何とか半馬身こらえての勝利となった。
ゲートを出てからしばらく先行争い。ゴール板前あたりがいつも一番のポイントとなる。そこで内から主張して、最初のカーヴをトップで廻ったトウカイパラダイス。後はマイペースでの逃げが出来た。
最初の3ハロンが38.0もいいし、1000メートル通過1.04.7も楽なペース。
3番手の内めを進むフーカットザチーズも手応えが十分にあるから、そう出ても行かない。
結局、後続に並ばれずに終始先手を取り、直線でもまだ手応え十分。直線で少しだけ窮屈なところがあったフーカットザチーズの猛追をしのいでの逃げ切りとなった。
2着には半馬身差ながら、3着には5馬身差をつけた。その3着は、イザベルドスメーンが前へ行って粘った。4コーナーあたりでは外からまくり気味に来ていたエピックジャーニーの脚が良かったのだが、最後は伸びあぐねての6着だった。
勝ち馬がゴールドアリュール産駒、2着がクロフネ産駒と、ダート戦らしい血統での決着。勝ち時計は、ゆったりだし参考にならない感じだ。
土曜阪神6R
3歳500万下
芝1200m
勝ちタイム1.10.0
勝ち馬:アーリーデイズ(牡3、栗東・中竹厩舎)
4コーナー手前では4頭が並ぶ展開。そこから勝ち馬が出るだろうと思える勢いだった。
そこから抜け出したパドトロワを凄い脚で差し切ったアーリーディズ。最後はステッキも使っていなかった様子。着差以上の強い勝ち方であった。
スタートでダノンカスガが出遅れた。スッと先手を取ったのは、エーシンヴァーゴウ。少し行きたがる前半であった。
2番手ラブキーセキで、新人高倉J騎乗のヤマニングルノイユが3番手。その少し後ろの外めにパドトロワが追走する流れ。
3コーナー過ぎには、外へダノンカスガがいい感じで上がって来ていた。しかしやや外へと流れ気味の感じでもあった。
4コーナーでは前4頭が並んだが、外から2番手のパドトロワの感触が良く、直線に入って1ハロン過ぎに抜け出した時は、勝利かと思える程だった。
そこを交わしたのがアーリーデイズ。道中はそう目立つ位置にもいなかったのだが、直線で外を一気に差して来た。
着差以上の勝ちっぷりを見せたアーリーディズ。先週の中京戦で5着からの連闘使い。これで、阪神はデビューの新馬戦を勝っての2戦2勝と好相性である。
馬場のいい処だとやれる馬と思っていた方がよさそうで、今日の様なレースぶりを身につけたのは大きい。これからも穴馬の資格十分であろう・・・。
土曜阪神9R
ゆきやなぎ賞
芝2400m
勝ちタイム2.30.4
勝ち馬:ハートビートソング(牡3、栗東・平田厩舎)
デビュー戦は、若い競馬内容ながらキッチリと結果を出したハートビートソング。今回もケイコで福永Jが乗って切れのある処ところを見せていて、昇級でもおおいに期待の一戦となった。案の定、直線でしっかりと抜け出しての勝利と、ちょっと渋い馬の印象で勝ち上がった・・。
逃げるのは、大方ファイブイーグルかと思われたのだが、スッとスナークスペインが出て行った。それも最初のカーヴはそうでもなかったが、2コーナーを廻るところからドンドンと後続を離しての逃げとなった。
2番手がファイブイーグル。3番手がタガノパルムドール。レッドバリオスが続いたが、その後はまた少し途切れてハートビートソングといった流れとなった。
淡々と後続との差を保ちながら逃げるスナークスペインは、4コーナーもだいぶ水を開けて入って来た。
そして、2番手が横一線に並ぶかっこうとなった。最内にタガノパルムドール、その外がファイブイーグル。そしてレッドバリオス。ハートビートソング、一番外へセイピーシーズと5頭が並んだ。
直線に入ってもまだ我慢のスナークスペインだったが、後ろからハートビートソングに交わされると粘りがなくなってきた。
結局、ハートビートソングは、最後は1馬身以上の差をつけての勝利。けっこう長い脚を使っての勝利だ。
この距離でもあり、当然、上がり勝負となった。最後の3ハロンが11.9~11.9でゴール前が12.5とかかるのも仕方ない処か。
2戦2勝となったハートビートソング。
次はどこでクラシックへの切符取りに挑むのだろうか。ちょっといぶし銀的な馬の感じである・・・。
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