トレセンレポート・ケイアイガーベラ

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13日(土)、1回阪神5日目11RのポラリスSで、オープン昇級緒戦ながら、5馬身差の圧勝劇をみせたケイアイガーベラ
52キロと軽ハンデだったとはいえ、逃げ馬のアンクルリーサムを2番手でみながら、直線、仕掛けると後続をアッサリと突き放した。

曽祖母に米重賞勝ち馬・Ponte Vecchioを持ち、新馬、500万下と強い勝ちっぷりで早くから素質の高さを伺わせていたが、ここへ来て3連勝でオープンでも快勝。ついに本格化した印象だ。

「今回は調教もしっかり負荷をかけられたし、返し馬も上手くいった。そして、いい意味でレースは意外な結果だった」と、語るのは手綱をとった秋山真一郎騎手

もともと坂路調教は動くタイプだったが、直前の追い切りは49.6-36.5-24.1-12.5と好時計で自己ベストをマーク。素質馬が思い通りの調整を積んだ事で、鞍上が想像する以上の成長曲線が描かれた結果だった。

気になる次走は、選出されれば、4月14日(水)、船橋競馬場で行われる交流重賞・マリーンC(JpnⅢ)。重いダートへの適性も持ち合わせており、どれだけのパフォーマンスをみせられるか注目だ。

ケイアイガーベラ
(牝4、栗東・平田厩舎)
父:Smarty Jones
母:アンナステルツ
母父:Danzig
曽祖母:Ponte Vecchio
通算成績:8戦5勝