アリゼオ「1Fの距離延長も心配ない」/スプリングSレース後のコメント

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10年3月21日(日)、2回中山8日目11Rで第59回 フジTVスプリングS(GⅡ)(芝1800m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の2番人気・アリゼオが優勝。勝ちタイムは1:48.2(良)。

2着には1馬身差で10番人気・ゲシュタルト(牡3、栗東・長浜厩舎)、3着には1番人気・ローズキングダム(牡3、栗東・橋口厩舎)が続いて入線した。

関係者のレース後のコメントは以下の通り。

1着 アリゼオ(横山典騎手)
「ちょっと出負けしたけど、二の脚が速く、いい感じですっと行けたよ。他馬を気にすると聞いていたので、並ばれないように注意した。初めて乗ったが、走る馬だと注目していたし、イメージどおりにリズムを守れたね。皐月賞に向けては、1ハロンの延長も心配ない。きのうは期待を裏切った(フラワーCのサンテミリオンが3着)ので、勝ててうれしい」

2着 ゲシュタルト(勝浦騎手)
「厩舎サイドからも良くなっていると聞いていたし、返し馬ではおっと思わせる感触。成長しているんだろうね。無理なく好位置へ行けるし、しっかりした走り。あの馬(ローズキングダム)を負かしたんだから、大したもの。でも、勝ちたかったなぁ」

3着 ローズキングダム(小牧太騎手)
「スタートも良かったし、追い出したときの感じでは届くと思ったが。久々を使えば変わる部分も大きいだろうし、本番でリベンジしたい」

4着 サンライズプリンス(北村友騎手)
「枠内でソワソワしていて。スタートで躓きかけたのが痛かった。皐月賞の権利が取れず、悔しい」

5着 バシレウス(蛯名騎手)
「現状の力は出せたと思う。遅生まれだし、これからの馬だからね」

6着 アロマカフェ(田中勝騎手)
「未勝利を勝ったばかりだし、よくがんばっているよ。乗り味のいい馬で、競馬に注文がつかない。いずれは走ってくる」

7着 ジョーヴァリアント(戸崎騎手)
「終いは伸びている。いいところがあります」

10着 サンディエゴシチー(浜中騎手)
「まだ太いし、いいころのデキにない。使えば変わるはず」

11着 バーディバーディ(松岡騎手)
「筋肉の感じがダート向き。センスはあるが、早めに後退したのは瞬発力の差」

13着 サクラエルドール(福永騎手)
「もたれる面は解消されていたが、進んでいかないし、最後も伸びない。仕上がっていたのに、どうしたのかな」

14着 ソリタリーキング(内田博騎手)
「付いていけなかった。馬場のいいところに出したけど、反応しなくて。初めての芝を気にしていた。2度目なら変わると思う」

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