【武蔵野S】1番人気サンライズノヴァの末脚炸裂!3連勝で重賞2勝目!

サンライズノヴァ

11月10日(土)、5回東京3日目11Rで第23回東京中日S杯武蔵野S(G3)(ダ1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・サンライズノヴァ(牡4、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(稍重)。

2着には1馬身1/4差で7番人気・クインズサターン(牡5、栗東・野中厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・ナムラミラクル(牡5、栗東・杉山厩舎)が続いて入線した。

サンライズノヴァは前走ほどではないにしろ最後方からの競馬。ルグランフリソンがすんなりとハナを奪う。先行集団にはナムラミラクルやユラノトが続き、インカンテーションはそれらを見る形。後方には末脚勝負を狙うクインズサターンやサンライズノヴァ。サンライズノヴァはコーナー途中から進出し始める。
直線に入るとルグランフリソンが突き放しにかかり、楽な手応えでナムラミラクルが詰め寄る。先行、中団からは伸びてくる馬がおらず、後方からサンライズノヴァとクインズサターンが猛追。先にナムラミラクルが抜け出したが、すぐにサンライズノヴァが交わし、そのままゴールイン。

勝ったサンライズノヴァは17年ユニコーンS(G3)で重賞初勝利。以降も東京コースに狙いを定めて18年フェブラリーS(G1)で4着、根岸S(G3)で2着などの実績がある。スタートがひと息のため、取りこぼすシーンも目立っていたが、2走前アハルテケS、前走グリーンチャンネルC、そして今回と3連勝。暮れのチャンピオンズC(G1)や来年のフェブラリーSでも注目を集めることだろう。叔父は07年フェブラリーS(G1)を制したサンライズバッカス。馬主は松岡隆雄氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場

東京中日S杯武蔵野Sの全着順・払戻金はコチラ⇒

1着 サンライズノヴァ(戸崎騎手)
「前走よりはゲートを出てくれましたが、芝のところでモタつきがあって後方からになりました。最後は良い脚を持っていますし、ペース云々よりもこの馬のリズムで走らせて最後に脚を使わせようと思っていました。よく伸びてくれますし、本当にすごい馬です。毎回しっかり走ってくれて頭が下がる思いですし、重賞を勝てて嬉しいです。能力のある馬ですし、それをG1でも発揮できれば良いですね」

2着 クインズサターン(四位騎手)
「厩舎サイドがしっかり馬を作ってくれました。久々のマイルがどうかと思っていましたが、良かったですね。ゲートをポンと出て良い感じで追走できました。できれば勝ち馬の後ろにつけてジッとしていたかったですが、こちらの方がゲートの出が良過ぎましたからね。それでも賞金加算ができたことは大きいですし、勝てなくて悔しいですが最低限の仕事はできたと思うのでヨシとしましょう」

3着 ナムラミラクル(ルメール騎手)
「自分のリズムでしっかり走れていました。4コーナーからペースアップしましたが、この馬も長く脚を使って伸びてくれました。それでも最後は上位馬に交わされてしまいました。マイルは少し長い感じがしますし、1400がピッタリだと思います」

4着 ユラノト(福永騎手)
「良い形に持ち込めましたが、伸び比べになってしまいましたからね。今日は鼻出血明けで急仕上げでしたが、よく頑張ってくれました。力は重賞でも足りますし、これからが楽しみです」

5着 ルグランフリソン(武藤騎手)
「気分良く行けたことが良かったです。先生からは積極的な競馬をしてほしいと指示を受けていましたし、ナムラミラクルよりは前で競馬をした方が良いと思って行きました。最後までよく踏ん張ってくれましたし、良い内容でした」

6着 インカンテーション(三浦騎手)
「休み明けとしては良いレースができたと思います。ただ途中までリズム良く運べていただけに、3コーナー辺りで他馬にぶつけられたことは痛かったです。直線では力のあるところを見せてくれましたし、良い感じで次に向かえます」

7着 ウェスタールンド(オドノヒュー騎手)
「前半でやり合う形になってしまったことが響きました。進路を狭められて他馬に当たってしまって、ハミを噛んでしまいました。もっとスムーズに運びたかったです」

8着 クルーガー(石川騎手)
「オープンの一線級相手では壁も感じましたが、久々のダートでよく頑張って走っていると思います」

  • サンライズノヴァ
  • (牡4、栗東・音無厩舎)
  • 父:ゴールドアリュール
  • 母:ブライトサファイヤ
  • 母父:サンダーガルチ
  • 通算成績:18戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 18年武蔵野S(G3)
  • 17年ユニコーンS(G3)

サンライズノヴァ
サンライズノヴァ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。