【有馬記念】ファン投票1位レイデオロにルメール絶賛「ファンタスティックコンディション」

レイデオロ

C.ルメール騎手も自信満々のレイデオロ

■日曜中山11レース・有馬記念(G1)1週前情報

【12/12追い切り】

レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)・前走=天皇賞(秋)1着
C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.4-53.1-39.1-13.4秒をマーク。

【津曲助手のコメント】
「ドバイ遠征後、夏場は休養に充てて秋初戦のオールカマーでは成長を感じましたし、以前に比べて行き脚がつくようになった分良い位置で競馬ができていました。前走の天皇賞も後半はタフな流れで持久力を問われるレースになりましたが、最後も危な気なく強い勝ち方をしてくれました。時計も速かったですし、スピードとスタミナがあることが証明されたと思います。前走からレース間隔は十分あいていますし、前走のダメージはありません。1週前追い切りも、ジョッキーは良い感触を掴んでくれたようです。スタートを出るようになって好位で競馬ができるようになっていますし、もうワンステージ上に行けると思います。2500メートルは初めてですが、ダービーを見てもスタミナは十分ですし中山も問題ありませんからね。このまま無事にいきたいです」

【C.ルメール騎手のコメント】
「凄い。ファンタスティックコンディションです。1週前追い切りなので軽い追い切りをやりましたが、楽に動けていてすごく調子が良さそうです。普段は少し反応が遅いですけど、自分から走りたがっていましたし体も完璧です。もう競走馬として完成に近づいていますが、前走よりもパワーアップしています。ドバイのときは遅いペースで行きたがってしまったので、最後は彼のスタミナを使えませんでした。前走の天皇賞のときはずっと良いペースで道中もリラックスして走れていましたし、最後はスタミナを生かして長い脚を使えました。

今年はどうなるか分かりませんが、有馬記念は例年3コーナー辺りからペースが上がって長い脚をスタミナが必要なので、彼にピッタリのレースだと思います。中山コース でも2回勝っていますし、コース条件は心配ありません。私自身これまでハーツクライとサトノダイヤモンドで2回有馬記念を勝っていますが、どちらも切れるタイプではないので良い位置を取ってレースをしました。レイデオロは少し切れる脚を使えますしペースにもよりますけど、できれば良い位置を取ってレースをしたいですね。ダービーホースで天皇賞も勝っていますし、今回も大きなチャンスがあると思っています。自信があります」