【有馬記念】強力世代ブラストワンピース池添「持ち味を上手く引き出してあげたい」

ブラストワンピース

3歳世代の代表ブラストワンピース

■日曜中山11レース・有馬記念(G1)1週前情報

【12/13追い切り】

ブラストワンピース(牡3、美浦・大竹厩舎)・前走=菊花賞4着
池添謙一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.9-67.1-52.7-38.2-12.2秒をマーク。

【大竹正博調教師のコメント】
「1週前追い切りは、併せ馬でカルヴァリオを追走して最後は抜け出しました。少し動きがモッサリしていましたが、まだ1週前ですし週末にもやってちょうど良くなるのではないかと思います。ジョッキーは、折り合い面でも進境が見えていると話していました。普段はハミを取る位置が高かったですけど、ハミを下の方に取れるようになってきました。今は背中がかなり良くなっていますし、馬が固まりつつあります。中間にゲート練習をやりましたが、そのときも大人しくてムダなことをしなくなってきていますし気持ちの面も成長していると思います。器用なタイプではありませんが、今回のようなコーナーを多く回るコース形態でも乗り役がカバーしてくれるでしょう」

【池添謙一騎手のコメント】
「1週前追い切りでしたしまだ体に少し余裕があると聞いていたので、前の馬についていって直線はしっかりやりました。ゴール板を過ぎても余裕があると思ったので、ゴール後もしっかり追いました。雨が残る少し重い馬場でしたが脚取りもしっかりしていましたし、1週前追い切りとしては良い負荷をかけられたと思います。これで息もできてくると思いますし、週末もやると思うので、最終追い切りでまた馬の状態を確認します。馬場に出るときも落ち着きがありましたし、フットワークも今までで1番柔らかかったです。これから更に成長できると思いますが、現状でも背中がしっかりしてきていますし、良い感じで成長しています。

前走の菊花賞はスローペースの上がり勝負になって展開が向きませんでしたし 、自分自身はスムーズに進路を確保できましたが、外を回る形でのロスもあって不完全燃焼の部分はありました。新潟記念で古馬と対戦していますが、G1レベルの古馬と戦うのは初めてです。それでもこの馬は自分がこれまで乗ってきたなかでG1を取れるレベルのフットワークをしていますし、勝ててはいませんがダービー、菊花賞でも差のない競馬をしていますからね。まだこれから成長してくると思いますし、G1を取れる器だと思います。瞬発力があって長く脚を使うこともできますし、乗りやすくて自由にレースができるので持ち味を上手く引き出してあげたいですね。コース形態については心配していませんが、有馬記念は枠順が結果に繋がっているので、最内枠とはいわないものの内めの枠が欲しいです」