伏兵・メルシーモンサン&高野容輔騎手が初制覇!【中山GJ】

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10年4月17日(土)、3回中山7日目11Rで第12回 中山グランドジャンプ(GⅠ)(障4250m)が行なわれ、高野 容輔騎手騎乗の8番人気・メルシーモンサンが、道中後方待機から、終盤スパートをかけると、最後はオープンガーデンとの一騎打ちを制して優勝。勝ちタイムは5:03.5(不)。

2着にはクビ差で5番人気・オープンガーデン(牡6、美浦・郷原厩舎)、3着には2番人気・トーワベガ(牡6、栗東・橋田厩舎)が続いて入線した。

なお、1番人気に支持されたメルシーエイタイムは落馬、競走中止となった。

勝ったメルシーモンサンは、平地で10戦未勝利という成績だったが、障害入り6戦目に初勝利。オープンに上がってからは昨年の中山大障害で5着の実績はあったものの、この勝利が障害2勝目という実績だった。

同馬は、近親に04年の中山大障害を制したメルシータカオーがいる血統。馬主は永井 康郎氏、生産者は三石ファーム。馬名の意味由来は「冠名+山(仏)+聖人(仏)。モンサンミシェル(世界遺産)より」。

騎乗していた高野容輔(こうの ようすけ)騎手は、障害重賞初勝利。JGⅠの騎乗は通算2度目。JRA重賞は平地と合わせても2勝目。管理する武宏平調教師も本レース初勝利。JRA重賞は通算8勝目(うち障害重賞4勝目)。なお、一番人気に推されたメルシーエイタイムと同厩舎・同馬主。アドマイヤベガ産駒は障害重賞通算6勝目(JG1は2勝目)。なお、3着のトーワベガもアドマイヤベガ産駒でアドマイヤベガ産駒の1,3着となった。

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メルシーモンサン
(牡5、栗東・武宏厩舎)
父:アドマイヤベガ
母:カネショウダイヤ
母父:ダイヤモンドショール
近親:メルシータカオー
通算成績:21戦2勝(うち障害11戦2勝)


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