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【宝塚記念・枠順確定】レイデオロ2枠2番、キセキ1枠1番、スワーヴリチャードは8枠11番!
2019/6/20(木)
6月23日(日)、阪神競馬場で行われる第60回宝塚記念(3歳上 国際 定量 芝2200m)の枠順が確定した。
夏のグランプリ、宝塚記念。阪神芝2200mという特殊な条件で行われるこのレースは、ダービー馬ドゥラメンテが牝馬のマリアライトに敗れるなど、ただ強いだけではこなせないレースである。ゴールドシップが連覇する一方、前走メトロポリタンSを勝ったばかりのナカヤマフェスタが制したり、一筋縄では決まらないのがこのレース。加えて梅雨時で重い馬場での開催もあり、パワーも必要になってくるだろう。節目の60回を制し、夏のグランプリホースに輝く馬は誰か。
ダービー馬レイデオロ(牡5、美浦・藤沢和厩舎)が2枠2番から3つ目のG1タイトルを狙う。昨年秋はオールカマーで復活の勝利を挙げると、天皇賞でダービー以来の戴冠を果たした。有馬記念はブラストワンピースの2着に敗れたものの、力のいる芝をこなし、負けて強しの2着であった。ドバイシーマクラシック以来となるだけに状態はカギだが、力を出し切れば実力は最上位。
古馬トップクラスの実力を誇る1枠1番キセキ(牡5、栗東・角居厩舎)も有力だろう。昨年の秋は毎日王冠で3着に入ると、続く天皇賞(秋)ではハナを切り、マイペースの逃げを打って直線でもしぶとく粘って、1.57.0の好時計で3着。前走のジャパンCは400mの距離延長ながら果敢にハナを奪うと、最後まで脚を伸ばしてアーモンドアイの2着。自身の時計も2.20.9の世界レコードであった。今年も休み明けの大阪杯で2着といきなり結果を残している。
ドバイシーマクラシック3着から挑むのは8枠11番スワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野厩舎)。昨年の大阪杯でロングスパート勝負を制して見事G1初制覇。昨年の秋は天皇賞(秋)で出遅れ、まさかの10着と大敗を喫するも、続くジャパンCでは世界レコード決着の中で3着と意地を見せた。今回は休み明けがカギになりそうだが、ドバイで世界相手に3着に入るように、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。
前走の大阪杯で皐月賞以来のG1タイトルを手にした4枠4番アルアイン(牡5、栗東・池江寿厩舎)、若き名手・レーン騎手と初コンビを結成する8枠12番リスグラシュー(牝5、栗東・矢作厩舎)、同じく名手・横山典弘騎手と初コンビを結成する3枠3番エタリオウ(牡4、栗東・友道厩舎)など、豪華メンバーが集う宝塚記念の発走は15時40分。枠順は以下の通り。
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 キセキ 58
(牡5、栗東・角居、川田)
2-2 レイデオロ 58
(牡5、美浦・藤沢和、C.ルメール)
3-3 エタリオウ 58
(牡4、栗東・友道、横山典)
4-4 アルアイン 58
(牡5、栗東・池江寿、北村友)
5-5 タツゴウゲキ 58
(牡7、栗東・鮫島、秋山)
5-6 スティッフェリオ 58
(牡5、栗東・音無、丸山)
6-7 マカヒキ 58
(牡6、栗東・友道、岩田康)
6-8 ショウナンバッハ 58
(牡8、美浦・上原、吉田豊)
7-9 クリンチャー 58
(牡5、栗東・宮本、三浦)
7-10 ノーブルマーズ 58
(牡6、栗東・宮本、高倉)
8-11 スワーヴリチャード 58
(牡5、栗東・庄野、M.デムーロ)
8-12 リスグラシュー 56
(牝5、栗東・矢作、D.レーン)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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