【宝塚記念】復活の気配漂うマカヒキ「前走よりも状態良く、今回楽しみ」

マカヒキ

栗東坂路で宝塚記念の調整を行ったマカヒキ

19日、宝塚記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走大阪杯4着のマカヒキ(牡6、栗東・友道厩舎)は栗東坂路で最終調整。4F50.6-37.2-24.6-12.5をマークした。追い切り後の大江調教助手のコメントは以下のとおり。

【大江調教助手のコメント】
「(前走を振り返って)最後しっかり前の3頭にも迫るぐらいの脚でフィニッシュしてくれたんで、今後またさらに楽しみを持てるなと思ったのと、タラレバなんですけど、もう少しはっきり進路が空いていればもっと際どかったんじゃないかなと思って…馬は一所懸命頑張ってくれたと思います。

(中間の様子)中間も在厩調整をしていますけれど特にストレスになることもなく、あれだけ頑張って走ってもガクッと来ることもなかったんで、順調にここまで、徐々にやってきています。

(友道調教師もこの馬は在厩の方がいいと話しているが)そうですね、今の状態を考えると、在厩の方がいいですね。

(坂路で好時計が出ているが)時計自体はそんなに大きく気にはしていませんが、そんな中でしっかり時計が出たというのも評価できる内容かなと思いますし、何より馬の状態がいいので時計が出たと思うので、自信を持って送り出せます。

(一番良かった頃と比べての回復具合)若い時と比べて骨折も挟んだりもしているせいもありますし、ちょっと馬の状態が違うので同じものさしで測るということは難しいんですけど、骨折後、一番良い状態であるのは間違いないと思いますし、前走であれだけ走ってくれて、その前走よりも状態がいいので、今回楽しみにしています。

(阪神2200mとの相性)前走もあれだけ上手に走ってくれていますし、今度は直線コーナーまで長いので、もっとスムーズなレースができるんじゃないかなと思って期待しています。

(重馬場はどうか)大丈夫だと思います。

(復活にかける思い)本当に最後まで気を抜かないで頑張るだけだと思っています。結果が出たら、馬の頑張りに感動してしまうと思います。

(ファンへのメッセージ)乗っていて応援してくれる方が多いなと思っていますし、皆さんのご期待に応えるられるように馬も頑張ってくれますし、僕たちも万全の状態で出せるように最後まで気を引き締めてやっていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」

マカヒキ