【南関東・東京プリンセス賞】トーセンウィッチが大接戦を制す

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10年5月20日(木)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第24回東京プリンセス賞(3歳牝、定量、1着賞金2000万円、ダート1800m)は、張田京騎手騎乗の6番人気・トーセンウィッチ(牝3、船橋・川島一厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.1(不良)。

2着にはアタマ差で真島大輔騎手騎乗の1番人気・ショウリダバンザイ(牝3、大井・高岩孝厩舎)、3着には戸崎圭太騎手騎乗の5番人気・スターオブジュリア(牝3、船橋・佐々功厩舎)がそれぞれ入った。

レースはギンガセブン、ピエールパピヨンらがスタートから勢いよく飛び出すと、前半5Fは60秒9のハイペース。1番人気に推されたショウリダバンザイは後方待機策をとったが、トーセンウィッチもマークするようにレースを進める。
直線に入って、先にスターオブジュリアが抜け出しを図ると、ショウリダバンサイ、トーセンウィッチらが3頭で追い比べ。最後は2頭の間を割るようにトーセンウィッチが抜け出すと、アタマ差先着して重賞初制覇を飾った。なお、上位2頭には6月16日(水)に川崎競馬場で行われる関東オークス(JpnII)への優先出走権が与えられる。

勝ったトーセンウィッチは昨年6月にJRAでデビュー。中央在籍時代は6戦して勝ち星を挙げることができなかったが、南関東移籍後に2連勝。2走前の浦和の桜花賞では3着に入っていた。馬主は島川隆哉氏、生産者は沙流エスティファーム。

トーセンウィッチ
(牝3、船橋・川島一厩舎)
父:キングカメハメハ
母:フサイチフェスタ
母父:Zabeel
通算成績:14戦3勝
(うち地方8戦3勝)

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主催者・南関東4競馬場発表のものと必ずご確認・ご照合ください。