研究員三島・次走の狙い馬

トピックス

ミストラルクルーズ・北村友騎手(牡4、美浦・鈴木康厩舎)
7月7日 1回函館7日目 岩木山特別(芝1800m)

前半1000m通過61.6秒は平均的なラップだが、この日の函館芝コースは内を通った逃げ先行馬が止まらない特殊馬場。
この馬も内を通って来たのだが、先行~好位勢が上位を占める中、ただ1頭後方からの競馬で2着まで押し上げた内容は秀逸だった。
元はセントライト記念3着の実力馬。次走はアッサリまである。

アタゴヘイロー・田中勝騎手(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)
7月8日 2回福島8日目 3歳未勝利(父)(ダ1700m)

後半5ハロンのラップが12.8-12.9-13.0-12.3-12.9。
最後の2ハロン目までラップが緩み続け、1ハロンだけ瞬発力を要求された典型的前残りの競馬。
その流れを後方から追い込んで5着は決して悲観する必要のない上々のもの。
これが初ダートでもあり、再度ダートなら上積みも加味できる。
追走に苦しんでいたように、断然広いコース向き。
新潟でパフォーマンスを上げる公算大だ。

ブリトマルティス・田中健騎手(牝3、栗東・西園厩舎)
7月8日 3回阪神8日目 3歳上500万下(芝2200m)

開催が進んで外差しが決まるようになっていた先週の阪神芝コース。
そんな馬場の中、先行して見せ場タップリの3着は評価できる好内容だった。
しかもこのレース、勝ったレインダンスを始め、ウイドーハンター、サンライズベガなどの素質馬から、降級馬ビーオブザバンなどクラス上位の存在が顔を並べた屈指の好メンバー。
デビュー時に比べ、馬体も逞しさを増しており、今後更なる成長も見込めるだけに、次走も狙ってみて損はない。