【さきたま杯】スマートファルコンが完勝で連覇を飾る

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10年5月26日(水)に浦和競馬場で第14回さきたま杯(JpnⅢ)(4歳上、1着賞金3000万円、ダート1400m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の断然番人気・スマートファルコン(牡5、栗東・小崎厩舎)が優勝。同レース連覇を飾った。

2着には4馬身差で、川田将雅騎手騎乗の2番人気・スーニ(牡4、栗東・吉田厩舎、川田騎手)、3着には7番人気・ノースダンデー(牡5、船橋・林正人厩舎)、が地方馬最先着を果たした。

レースは6枠のスリーセブンスピンとサプライズゲストがハナを主張するように先行すると、岩田騎手がガッチリと行きたがる馬を抑えながら、スマートファルコンも好位をキープ。
レース中盤で、スーニが早めのスパートを仕掛けると、スマートファルコンも仕掛け、最終コーナーでは2頭が後続を突き放す。 直線に入って、地力に勝るスマートファルコンが後続を突き放し圧勝。スーニは危うくノースダンデーに2着をすくわれそうになったが、なんとか2着を確保した。

勝ったスマートファルコンは、07年の2月に2歳新馬でデビュー勝ち。3歳時には芝のジュニアCを制するなど、芝路線も歩んだが、ジャパンンダートダービー(JpnⅠ)で2着になって以来、ダート路線に専念。今回の勝利で交流重賞10勝目となった。

同馬は半兄に99年の東京大賞典を制したワールドクリークがいる血統。馬主は大川 徹氏、生産者は静内の岡田スタツド。馬名の意味由来は「冠名+隼」

全着順は以下の通り。
1 スマートファルコン 1:26.2
2 スーニ 4
3 ノースダンデー アタマ
4 トウホクビジン 1.1/2
5 サプライズゲスト 1.1/2
6 テイエムヨカドー 1.1/2
7 トーセンブライト クビ
8 クレイアートビュン 3
9 メイショウバトラー 4
10 ブローザウインド 3
11 ディスパーロ クビ
12 スリーセブンスピン 6


スマートファルコン
(牡5、栗東・小崎厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ケイシュウハーブ
母父:ミシシツピアン
半兄:ワールドクリーク
重賞勝利:
09~10年さきたま杯(G3)
09~10年かきつばた記念(G3)
09年ブリーダーズGC(G2)
09年名古屋大賞典(G3)
08年浦和記念(G2)
09年佐賀記念(G3)
08年兵庫ゴールドトロフィ(G3)
08年白山大賞典(G3)
通算成績:22戦14勝