トレセンレポート【日本ダービー】トーセンアレス

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-:トーセンアレスについて鈴木康弘調教師にお話を伺います。先生、よろしくお願いします。

鈴:よろしくお願いします。

-:前走は皐月賞に出走されましたけれども、レースを振り返っていただけますか?

鈴:ちょっとゲートに難のある馬だったものですから、どうしても後ろからの競馬になってしまうんですね。前残りの結果ということもあって「致し方なかったかな」という感じはしていますけれども、もう少し前の方で競馬をしてもらいたかった気持ちもありました。

-:レース後の様子はいかがでしたか?

鈴:レース後はちょっと疲れが出ましたけど、ダービーまで期間がありましたから、もう十分な調整も出来ましたし、体調も良いと思います。

-:具体的にはどのような調整をされてきましたか?

鈴:プールに入れたり、2400メートルを意識して長めの距離を乗ってまいりました。アクセントを持たせるために坂路にも入れたりしましたけど、ちょっと変わったところは割合、長めの調教をしたところだと思います。

-:今日(5/26・水)の追い切りでは、どのような指示を出されましたか?

鈴:内側の馬に併せて行くだけ、という指示でしたけど、ちょっとテンが遅過ぎました。2ハロンで約1.7秒くらい遅かったものですから「終いもう少し来ても良かったのかな」という感じはしていますけれども、馬なりということで動きは良かったのかなと思います。

-:ここまでの調整、状態面に関してはどのようにお考えですか?

鈴:彼にとって一生に一度のレース、ダービーですからね。悔いの無いように一生懸命仕上げたつもりです。トーセンアレスもそれに応えてくれて、非常に体調も良く臨めると思います。

-:そのダービーの行われる東京の2400メートルという舞台に関してはいかがでしょうか?

鈴:距離に関しては全然心配をしておりません。弥生賞のときにちょっと馬場が悪かったんですけれども、騎手が上がって来て「ちょっとノメッていました」と言っておりましたので、当日良馬場で走らせてあげたいな、と思っております。

-:最後にファンへ向けてメッセージをお願いします。

鈴:馬もとっても調子良く来ております。調教メニューもしっかりとこなしてくれました。万全の状態でダービーに臨めます。あとは一生懸命、怪我なく走って欲しいという気持ちです。応援よろしくお願いします。頑張ります。


トーセンアレス
(牡3、美浦・鈴木康厩舎)
父:アドマイヤドン
母:レース
母父:Gulch
近親:スズカマンボ
通算成績:6戦3勝